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西武ライオンズ、ヒースの球種を徹底解剖!

   

 2014年に日本に来日。NPB2球団目(日本のプロ球団では通算3球団目)の、埼玉西武ライオンズで中継ぎ投手として活躍しているのがデュアンテ・ヒース投手をご紹介します。

 身長193cm、体重108kgという大きな体格から投げ下ろすボールはタイミングが取りにくく、投手力に劣るライオンズにとって貴重な戦力となっています。そんな彼の、球種などについてご紹介します。

プロフィール

本名:デュアンテ・レイモン・ヒース
生年月日:1985年8月28日(33歳)
出身地:アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ
利き腕:右投げ右打ち
ポジション:投手

 2003年にMLBドラフト27巡目でニューヨーク・メッツから指名されましたが、契約せずにレイクカウンティ・コミュニティカレッジへ進学。翌2004年、ドラフト25巡目でタンパベイ・デビルレイズ、2005年23巡目のロサンゼルス・エンゼルスからの指名でも契約に至らず、テネシー大学へ編入。

 2006年、MLBドラフト19巡目でアトランタ・ブレーブスから指名を受け、ここでようやく契約に至りました。ブレーブスでは年を追うようにして徐々に階級を上げてはいましたが、メジャーデビューは果たせず。2010年4月8日に放出されました。

 その2週間後、4月22日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結ぶと、2012年7月4日にメジャー昇格。しかしながら登板機会が無いまま降格し、再昇格した9月1日のデトロイト・タイガース戦でメジャーデビューを果たしました。

 しかしメジャーでは結果を残せず、2014年7月17日に放出されると7月24日には日本の広島東洋カープが契約合意を発表し、2015年までカープでプレーをしました。その後メキシカンリーグ、BCリーグを経て2018年5月10日に西武ライオンズとの契約が発表され、現在は2年目のシーズンを迎えています。

操る球種

 ヒース投手は、最速154km/hのストレートとスライダーを中心として投球を組み立てています。その他にもツーシームやシュート、フォーク、カーブと多彩な変化球を操ります。その中でも、とりわけスライダーに圧倒的な自信を持っています。

 一般的なスライダーの握りから人差し指を折りたたんで曲げるという、ナックルのような握りで投げていることから「ナックルスライダー」とも呼ばれています。この握りは外国人投手に多い投げ方で、「ナックルカーブ」と称されることが多いです。

 しかし彼の場合には、握りはナックルでも捻り方がスライダーであるために、ナックルスライダーと呼んでいるとのこと。実際の投球を見てみると他の選手のスライダーに比べて、スピードがある程度出ているにもかかわらず、縦に大きく落ちるような変化をしていきます。

 そして、同じ握り方のままカーブも投げられることから、打者としてはクセが非常に掴みづらく、球速と曲がり方によって球種を判断せざるを得ないのです。そのうえ、安定して150km/h前後のストレートを投げられることからより変化球が生き、三振もしっかりと取れるのが強みと言えます。

まとめ

 以上、ヒース投手についてご紹介しました。2018年はシーズン途中の加入ながら42試合に出場し、防御率2.50、4勝1敗9ホールド、13セーブと大活躍し、チームのリーグ優勝に大きく貢献しました。

 2019年は開幕してすぐ、調整不足のために登録抹消となったり、満塁ホームランを打たれてしまったりなどありました。6月19日時点で17試合の登板、防御率も4.50という成績です。

 しかし、それでもまだまだ信頼は厚そうです。序盤の出遅れを巻き返し、シーズン終盤は守護神を務めた2018年のようなピッチングを期待したいものです。

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