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西武ライオンズ、マーティンの球種を徹底解剖!

      2019/06/29

 2018年、新規選手の獲得期限である7月末日間近の7月26日に、埼玉西武ライオンズはカイル・マーティン投手の獲得を発表しました。会見場に、カウボーイハットを被って登場したことで話題となりました。

 プレーでも、シーズン途中での加入ながらセットアッパーとして定着し、ライオンズのリーグ優勝に大きく貢献をしました。今回は、そんな彼が操る球種などについてご紹介します。

プロフィール

本名:カイル・ジャレッド・マーティン
生年月日:1991年1月8日(28歳)
出身地:アメリカ合衆国テキサス州
利き腕:右投げ右打ち
ポジション:投手

 テキサスA&M大学を経て、2013年にMLBドラフトの9巡目でボストン・レッドソックスから指名を受け、契約しました。アメリカ時代は2016年に、3Aで36試合に登板して66イニングと2/3を投げ、3勝4敗6セーブ、防御率3.38で78奪三振と、キャリアハイの成績を記録しました。

 2017年7月20日にメジャー昇格を果たしましたが、2試合に登板したのみで2イニングと1/3に登板して自責点は1、防御率は3,86。勝敗はつかずという成績で、その後再びマイナーに降格となりました。

 2018年は3Aで30試合に登板し、ロングリリーフ等も含め51イニングと1/3を投げ3勝2敗1セーブ、防御率3.33とまずまずの成績でした。マイナー通算ではリリーフ専門として183試合に登板しましたが、2018年のシーズン途中からの加入という形で日本の埼玉西武ライオンズへの入団が決まりました。

操る球種

 2mを超える身長で、スリークォーターのフォームから投げ下ろす最速158km/h(2018年以降の日本に来てからの最速は154km/h)、平均で150km/h前後のストレートを投げるマーティン投手。投球の約半分はストレートですが、彼の場合は沈む球質であるため、あまり空振りを奪うことができません。

 ストレート以外ではチェンジアップを多投しており、特に追い込んだ後の三振を狙うところで良く投じています。球速は130km/h台前半とストレートとの差が大きいため、うまくタイミングをずらすことができます。特に、2019年の交流戦では彼の投球を普段見慣れておらず、データも十分に揃っていないセ・リーグの打者からチェンジアップで多くの空振りを奪いました。

 ストライクゾーンから地面スレスレまで落ちていくような球もあり、ボールになるとわかっていても手を出してしまう打者も多かったです。そして、交流戦では7試合に登板し、9イニングと2/3を投げて13三振で奪三振率12.10と、それまでのパ・リーグ同士での対戦で出した5.28を大きく上回る数値を記録しました。

 その他にはスライダーもある程度の割合で交えており、この3つの球種が投球の95%近くを占めています。一方で、ライオンズのシニアディレクター兼編成部長を務める渡辺久信氏は獲得した際、「リリーフ投手としては珍しい多彩な変化球を持っている。」とコメントしていました。確かにカーブ、シュートといった球種も持ってはいるようですが、来日後はほとんど投げていないようです。

まとめ

 いかがでしたか?2019年も中継ぎとしてチームを支え、6月25日時点でチーム4位の24試合に登板し、防御率も3.24とまずまずの成績を残しています。

 ライオンズはリーグトップの打率と得点でありながら、防御率はリーグワーストと完全な打高投低となっています。ここからは、投手陣にとって疲れが見えてくる時期ではありますが、今後もチームの勝利に貢献するピッチングを続けていって欲しいですね。

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