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広島の山口翔は元々カープファンだった!新人王の可能性を検証・・・

   

 2017年のドラフト会議で、広島東洋カープ熊本工業高校出身で最速151km/hの右腕、山口翔投手を指名しました。担当スカウトの田村恵さんは彼について、「ずっと長いこと見てきた選手で縁があって良かった」と話しています。

 また彼自身もカープファンであり、相思相愛が実った形となったのです。今回はそんな彼の、新人王になれるかどうかの可能性などについてご紹介します。

熱狂的なカープファン

 山口投手は熊本県熊本市出身であり、高校も熊本県内の高校を卒業しております。熊本県であれば、同じ九州を本拠地とする福岡ソフトバンクホークスのファンになりそうなものですが、彼は根っからのカープファンなのです。

 理由は2歳の時、お父様の仕事の都合で広島県広島市安佐北区に転居し、その後小学5年生まで生活をしていたことが大きいでしょう。2歳と言うと、まだ物心が付くかつかないかという年齢であり、恐らくそれまでの記憶はほとんどないでしょう。

 逆に2歳から小学5年生というのは非常に多感であり、出身は熊本でも故郷は広島と考えるのも自然なこと。そう考えると、カープファンなのも納得ですね。現地観戦したこともあり、本拠地が広島市民球場だった時に行っていたのだとか。ですから、まだ今ほど強くなかった頃のカープも知っているようです。

 また単なるファンではなく、小・中学生の頃からカープの選手の物真似ができるほど熱狂的なファンだったとのこと。まだルーキーだった2018年のファン感謝デーでは、ベテラン投手である永川勝浩投手のモノマネを披露。非常に良く似ていたことから、ファンから大きな拍手や笑い声が起きました。

 このモノマネについては小学生の時から少しずつやり始め、中学から本格的に磨き上げたと語っています。また、他にも多くの選手のモノマネができ、シーズン中でもロッカールームで先輩から振られ、見事にこなしているとチームメートも話しています。如何に熱心なファンだったか、よく分かりますね。

新人王の可能性

 1年目は一軍に昇格できずに終わりましたが、2年目の2019年は春季キャンプから一軍に帯同し、5月6日に初昇格を果たします。そして翌7日の中日ドラゴンズ戦で、5点ビハインドの5回から登板を果たすと、ランナーを背負いながらも最速149km/hのストレートを中心に魅力ある投球を披露。

 2回3安打1死球2三振無失点という成績でした。さらにそこから3試合連続無失点という素晴らしい成績を残し、5月30日のヤクルトスワローズ戦では、7回2死までノーヒットノーランペースという完璧なピッチング。最終的に7回95球1安打8奪三振で、初先発初勝利と見事に期待に応えました。

 ヤクルトと言えば、日本プロ野球史上唯一の複数回トリプルスリー達成者(3回)である山田哲人選手、高卒2年目ながら6月時点でセリーグの打点王である村上宗隆選手(詳細はこちら)、シーズン本塁打日本記録保持者(60本)のウラディミール・バレンティン選手などを擁する、12球団の中でも1,2を争う強力な打線です。

 しかし山口投手は、その3人から合計4つの三振を奪ったのです。なお、6月21日の試合を最後に2軍に降格しており、現在のところ1軍での成績は1勝です。しかし初勝利後の3試合の登板では、いずれも持ち味を出せずに降板したようにも見えます。

 初先発で見せた、鞭のように腕をしならせて投げるストレートは、実際の球速以上に速く感じるものであり、その感覚を再び思い出して自信の込もった投球ができれば、新人王の可能性もゼロでは無いでしょう。現在セ・リーグ3連覇中と勢いのあるカープ。そのピッチングで、ファンを興奮させる姿を見たいものですね。

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