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中日のマルティネス投手が帰国!再合流の予定は・・・

   

 2019年7月6日時点で、セ・リーグ5位に低迷する中日ドラゴンズ。そんな中、クローザーとして活躍しているライデル・マルティネス投手が、7月16日〜8月10日までパン・アメリカン大会のキューバ代表として召集される事が決まり、一時的に離脱することに。

 彼の離脱はドラゴンズにとって痛手となりますが、再合流の予定や不在の間の代役が誰になるかも注目です。R・マルティネス投手のプロフィールを交えながら、今回はそれについてご紹介します。

プロフィール

本名:ライデル・マルティネス・ペレス
生年月日:1996年10月11日(22歳)
身長:193cm
体重:93kg
出身:キューバ共和国
出身校:エイデ デ ピナル デル リオ高
投打:右投左打

 高校を卒業した後、キューバリーグの1つであるペゲーロス・デ・ピナール・デル・リオに所属。2017年2月26日にNPBでは育成選手の扱いとして、チームに所属したまま中日ドラゴンズへの派遣が決まり来日。翌年2018年4月に支配下登録され、背番号は「97」となりました。

2018年5月6日に先発投手として初登板しますが、5回2失点で負け投手になっています。その後先発として数試合マウンドに立つものの、コントロールの悪さ、対左打者への相性の悪さなどを露呈する形となり、登録抹消。

 シーズン後半からリリーフとして再び一軍マウンドに上がるものの、やはり左打者への弱さが目立ち、この年は計7試合の登板で防御率6.65でした。武器は最速で160km/hに迫るストレート。これを軸にスライダー、チェンジアップ、フォークを織り交ぜていきます。

 2018年のオフの間に、所属するキューバリーグで成長。2019年は外国人枠の関係で開幕一軍こそならなかったものの、ウエスタンではほぼ無双状態。アルモンテ選手の不調や抑えを任されていた鈴木博志投手のセーブ失敗が続いたこともあり、1軍に昇格。2019年6月11日のオリックス戦で見事初セーブを挙げました。

一時帰国!再合流の予定は・・・

 2017年に抑えとして活躍した田島慎二投手が失速したり、鈴木投手が続けてセーブ失敗していたりしたっことから、中日は抑え投手が定まっていませんでした。マルティネス投手は母国のキューバでも抑えを任されており、適性は十分。オールスター明けからの離脱は大変痛手になります。

 セーブ失敗が続いた鈴木投手もウエスタンでは不調が続き、最昇格の見込みは立っておらず、代役が誰になるのか注目されるところです。ところで、マルティネス投手が参加するパン・アメリカン大会は、どんな大会なのでしょうか?そして、マルティネス投手が派遣されている身であるとしても、参加しなくてはならない理由は何でしょうか?

 実はもともと、この大会に代表として召集が決まった場合には、帰国して参加するという「契約」が初めから交わされていました。2017年のWBC大会でもキューバ代表として選出されているので、これは規定路線だったのでしょう。中日ファンとしては不在の間、不安があるのではないでしょうか?

 パン・アメリカン大会は、オリンピックと同じく4年に一度行われる大会で、2019年はペルーのリマという都市で開催されます。東京五輪へ向けた大会として、重要な位置づけとなっているのです。中南米の強豪国であるプエルトリコやドミニカ共和国なども参加し、計8カ国の代表が総当りで戦って上位2カ国のチームが同年秋にアメリカで行われる東京五輪アメリカ大陸予選に参加できます。

 プレミア12に出場している国は別としても、大陸全般で東京五輪への切符を手にできるのはたったの2カ国。アメリカ大陸には、多くの野球強豪国がひしめいています。その中でわずか2カ国なのですから、どれだけ熾烈か分かりますね。ですから、マルティネス投手擁するキューバも当然全力で戦わなければいけません。

 彼が離脱した後の抑えは、同じカリビアンでドミニカ出身のロドリゲス投手が有力となっています。同じ左投げとしては、2019年は岡田俊哉投手が比較的好調で、勝ちパターンに繋げられるのもあるでしょう。そうすると、セットアッパーが問題となってきます。

 多くのリリーフ陣が崩れ気味な中日において、やはり左投げの福敬登投手も比較的安定していて候補に上がります。与四球が少なく、経験も豊富な祖父江大輔投手をあり得るかもしれません。あるいは二軍で不調とはいえ、再度抑えとして期待されている鈴木投手を昇格させるかもしれませんね。

 気になるマルティネス投手の再合流ですが、現地時間の8月10日までが大会期間となっているので、日本時間でいえば11日までとなります。終わってすぐに帰国し合流するとなっても、日本のお盆期間であるナゴヤドームでの阪神戦、もしくは次カードになる神宮でのヤクルト戦と予想されますが、本人の疲労を見極めた上で、首脳陣が判断することになりそうです。

まとめ

 現在抑えを任されているマルティネス投手の離脱は、チームにとって大きな痛手でしょう。ちなみに現在、笠原祥太郎投手と藤嶋健人投手が、怪我していたものの二軍で実践復帰に入っています。

 マルティネス投手が離脱するオールスター明けまでに、両投手を含む怪我人がどれだけ復帰できるかも気になるところ。長いイニングを投げられる先発投手が増えれば、救援陣の負担も減っていくでしょう。まずは怪我人復帰の状態を追いながら、起用を模索していくことになりそうです。

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