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広島カープ、ヘルウェグのコントロールを分析!

   

 2019年、広島東洋カープには育成契約を含めて投手7人、野手3人の計10人の外国人選手が所属しています。今回はそのうちの、ジョニー・ヘルウェグ投手についてご紹介します。

 2018年の途中から加入し、2019年は来日2年目のシーズンとなります。今回は、特に彼のコントロールについて詳しく見てみましょう。

プロフィール

本名:ジョン・デイビッド・ヘルウェグ
生年月日:1988年10月29日(30歳)
出身地:アメリカ合衆国ミシガン州アナーバー
利き腕:右投げ右打ち
ポジション:投手

 フロリダ州立大学在学中の2008年に、MLBドラフトでロサンゼルス・エンゼルスから16巡目で指名を受けてプロ入り。エンゼルスでのメジャー昇格はありませんでした。

 2012年7月27日にトレードでミルウォーキー・ブルワーズへ移籍。翌年の6月26日にメジャーデビューを果たしました。

 そして、2018年の6月26日に、日本の広島東洋カープが獲得を発表。メジャーでの登板は結果的に2013年のみで、通算成績は8試合に登板して1勝4敗、防御率6.75です。

コントロールの良し悪し

 ヘルウェグ選手は2018年途中からの登板ながら2ホールドを挙げ、防御率1.13という成績を残し、ポストシーズンでも日本シリーズで4試合に登板。無失点と素晴らしい活躍を見せました。この結果だけを見れば、2019年も文句無く再契約という流れになりそうですが、実際には簡単に契約とはなりませんでした。

 その理由がコントロールの悪さでした。2018年は8イニング投げて与えた四死球が6個。四死球率は6.75で著しく高いものでした。また四球にならないとしても、キャッチャーの構えと全く違うところに投げてしまう逆球も非常に目立っていました。

 特に、変化球のコントロールには非常に苦しんでいる様子が見られました。しかし、それでも身長200cm体重106kgという大きな体格から投げ下ろす、最速159km/hの力強いストレートは非常に威力があります。そして何よりも大きな武器となるのが、150km/hを超えるツーシームです。

 ツーシームを投げられる投手は近年増えてきているものの、彼ほど映像で見てもはっきりボールが動いていると分かるツーシームはなかなか見られません。現代のプロ野球界ではデータによる分析も非常に進んでいます。その中で、打者が来ると分かっていても完全に詰まらせてしまうというのは、相当な武器と言えます。

 2018年も、多くの打者がなかなかボールを上に上げられずに、ゴロを打たされているケースが目立ちました。打球に占めるゴロ率を表すGB率は、2018年の平均値はセ・リーグ、パ・リーグ共に50%をやや下回るものでしたが、その中で彼は82.4%という驚異的な数字を残しました。

 ストライクゾーンにいかない球も多いですが、逆にストライクゾーンにさえ投げられれば少々甘い球でも打ち取ってしまえるのです。以上のことから少々の制球が乱れていても、長打を浴びるリスクも少ないという判断から2019年の残留が決まりました。

まとめ

 いかがでしたか?2019年のカープは打者では7月6日時点でチームトップのホームラン数を誇るバティスタ選手がいます。また、投手では先発として実績十分のジョンソン選手、更には中継ぎでチームトップの登板数を誇るレグナルト投手とフランスア投手がチームに欠かせない存在となっています。

 既に外国人枠の4つを十分に使っていることから、ヘルウェグ投手の登板は2試合に留まっています。それでも夏場以降、投手陣に疲れが見えてくる可能性は高く、今後4連覇を狙うチームにとって必要な時期が来ることでしょう。

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