プロ野球データルーム

NPBの選手情報・年俸・背番号・FAなどストーブリーグ専門。オフシーズンの暇つぶしにどうぞ。

*

西武ライオンズ郭俊麟の現在!外国人枠についての特例とは?

   

 郭俊麟投手は、2015年から埼玉西武ライオンズでプレーをしている、2019年で5年目を迎える右投げ右打ちの投手です。台湾の国立台湾体育運動大学出身で、アマチュア時代には台湾代表チームに何度も選ばれたことがあります。

 2013年のBASEBALL CHALLENGEでは日本代表との試合にも登板し、6回5安打無失点という素晴らしい投球を見せました。今回はそんな彼について、詳しくご紹介していきます。

現在の状況

 ルーキーイヤーの2015年は17試合の先発登板を含む21試合に登板し、3勝7敗で防御率5.31という成績でした。しかし実際の投球は、数字以上に将来性を感じさせるピッチングと言われました。2年目の2016年以降は登板機会が大きく減少。

 2017年は第4回WBC台湾代表として選出されるも、イスラエル戦と韓国戦に登板して炎上。大会が終了してチームに合流した後、突如不調を訴えて1軍どころかイースタン・リーグでの登板もままならず。公式戦には1試合にも登板できずに終わりました。

 もともと内気で消極的なタイプであり、所謂イップスに陥っていたものと考えられます。そんな中で、2018年からはライオンズで12年間プレーした、同じ台湾出身の許銘傑さんが2軍のピッチングコーチとして就任。すると、郭投手も復活を見せました。

 2018年は2軍で13試合42イニングと2/3を投げて防御率2.53。シーズン後半の8月に一軍へ昇格すると、9月15日に3年ぶりとなる一軍での白星を挙げました。2019年は5月22日までにファームで防御率2.636月6日に昇格すると、初登板となった同日の広島カープ戦で6回3安打2失点で勝利投手となりました。

外国人枠?

 日本のプロ野球(NPB)には外国人枠という制度があり、一軍には同時に4人までしか登録できません。しかし中にはその枠に該当せず、日本人選手として扱われる特例の選手がいます。その条件は以下の通り。

1、日本の中学校・高等学校・短期大学(専門学校を含む)などに通算3年以上在学

2、日本の大学に継続して4年以上在学

3、日本に5年以上居住した上で、社会人野球チームに通算3年以上在籍

4、日本プロ野球でフリーエージェントの資格を獲得

5、1と2で必要年数に達しなかった選手で、それらの学校における在学期間と日本のプロ野球の在籍年数の合計が5年以上経過

 これら5つの条件のどれかに該当している選手は、日本人と同じような扱いとなります。そうすると、外国人枠に空きを作りやすくなり、新しく外国人を補強しやすくなるでしょう。

 そして、日本人扱いとなった外国人選手のうち、4つ目以外に該当する選手には新人王の資格も発生します。一方、助っ人としてNPBにやってきた外国人選手は、1年目であっても新人王の対象にはなりません。

 郭投手の場合、台湾の大学を卒業しているため特例は満たしておらず、外国人枠に該当します。しかし、ライオンズに所属する前はどの国のプロ野球にも所属しておらず、1年目は新人王の資格を有していたのです。

まとめ

 メンタル面の弱さが大きな課題だった郭投手。しかし、2018に許コーチが就任してから環境に順応し始め、笑顔も多く見られるようになりました。

 さらに、それまで通訳がいてもあまり話せなかった状態から、1人で報道陣の質問に答えられるようにもなったのです。未完の大器として大きく期待されていた選手ですし、今後の活躍に注目していきたいですね。

 - シーズン , ,