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阪神ソラーテのMLB時代の成績まとめ!日本での活躍を予想してみた結果・・・

   

 前半戦を終え、セントラル・リーグで2位に付けている阪神タイガース。得点力不足と内野守備の粗さを補うべく、メジャー経験も豊富なヤンハービス・ソラーテ選手を獲得しました。今回は彼のMLB時代の成績をご紹介しつつ、日本での活躍について考えてみましょう。

プロフィール

本名:ヤンガービス・アルフレド・ソラーテ
生年月日:1987年7月3日(32歳)
出身地:ベネズエラ カラボボ州バレンシア

 ソラーテ選手は、内外野あらゆるポジションを守れる右投げ両打ちの選手です。2005年にミネソタ・ツインズと契約。

 2012年からはテキサス・レンジャーズの傘下の3A級のラウンドロック・エクスプレスでプレー。その後、メジャーでの3球団を含む計6球団に所属しました。

 2017年にはワールド・ベースボール・クラシックに、ベネズエラ代表として出場した経験もあります。そして2019年7月7日、日本の阪神タイガースが契約したことを発表しました。

MLB時代の成績まとめ

 ソラーテ選手はアメリカで3球団目となる、ニューヨーク・ヤンキース時代にメジャーデビューを果たしました。開幕してすぐの4月2日に、ヤンキースとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすると、同日のヒューストン・アストロズ戦で代打としてメジャーデビュー。

 同一カードの4日の試合でメジャー初安打、4月17日のタンパベイ・レイズ戦ではメジャー初本塁打も放ちました。シーズン序盤は3割台を維持していたものの6月から不振に陥り、AAA級への降格もありましたが、すぐに再昇格を果たします。

 このシーズンは途中でサンディエゴ・パドレスへトレードによる移籍もありましたが、2球団通算で131試合に出場し打率.260、10本塁打、48打点、OPS.705という成績でした。2015年は開幕ロースター入りを果たしたものの、序盤は新加入の選手にポジションを奪われてレギュラーに定着できず。

 ユーティリティープレーヤーとして試合に出場していましたが、他の選手の故障により一塁のレギュラーに抜擢されると夏以降は三塁の定位置を奪い、152試合に出場して打率.286、14本塁打、63打点、OPS.748とあらゆる打撃指標で前年を大きく上回る成績を残しました。2016年も開幕ロースター入りしたものの、4月10日~5月21日まで右のハムストリングスの故障により離脱。

 出場試合数は109試合に留まったものの、打率.286、15本塁打、71打点、OPS.808と前年の成績を大きく上回りました。またこのシーズンは難病や逆境を克服した選手に贈られる、トニー・コニグリアロ賞も受賞しています。2017年は出場試合数こそ128試合でしたが、ソラーテ選手にとっては最も多い8本塁打を記録。

 その他の指標でも打率.255、64打点、OPS.731とまずまずの成績を残しました。 2018年はオフにトロント・ブルージェイズへトレードで移籍。122試合の出場で17本塁打、54打点はまずまずの成績ですが、安打数は106本とこれまでで最も少なく打率は.226、OPS.655と率に関してはこれまでのシーズンで最も低いものでした。

 2019年はサンフランシスコ・ジャイアンツと契約。40人枠入りを果たしましたが、5月途中まで28試合の出場で打率.205、1本塁打、7打点と満足いく結果を残せず、FAとなりました。MLBでの通算成績は4球団で6シーズンプレーし、670試合の出場で打率.258、75本塁打、307打点という成績でした。

日本での活躍はどうなる?

 ソラーテ選手は逆方向にも長打を量産でき、三振も少なくチャンスに強いという特徴があります。タイガースは前半戦を終えて防御率こそセントラル・リーグでトップながら、1試合当たりの得点数が3.73とこちらはリーグでワーストです。

 彼にはこの得点力不足という弱点を、十分に補える要素がありそうです。また、日本に来る外国人助っ人と言うと打撃のイメージがありますが、ソラーテ選手はバッテリーを除いてあらゆるポジションを守れる万能タイプの選手です。

 どんなに打つことができても、守備が悪ければレギュラー入りできないと言われるMLBで、センターラインのセカンド・ショートでも試合に出場した経験もあります。タイガースは前半戦でサードが21失策、ショートが15失策とこの両ポジションの失策数はいずれもリーグワーストです。

 サードはソラーテ選手がMLBで最も多く守ってきたポジションであり、守備でも非常に期待が持てます。谷本修球団本部長は「日本シリーズまでをにらんでの補強」と話しており、非常に大きな期待をしていることがよくわかります。来日は7月20日前後とのことですが、すぐに一軍登録される可能性も十分にあり、注目です。

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