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ヤクルトの清水昇が新人王になれるか、その可能性を模索!

   

 2018年のドラフト会議。東京ヤクルトスワローズは大阪桐蔭高校の根尾昴選手、東洋大学の上茶谷大河投手を抽選で外した後、國學院大学の清水昇選手をハズレハズレ1位で指名しました。

 プロ野球の12球団ほぼ全てのスカウトが視察しており、試合を作る能力が高いと評価されていた清水投手。今回は彼が新人王になれるか考えてみましょう。

プロフィール

 高校は東東京の名門である帝京高校出身。在学中、甲子園出場はならなかったものの、1年の秋からエースとして活躍しており、2年の春には都大会優勝にも大きく貢献しました。

 國學院大学では1年からリーグ戦に出場し、2年の春からエースとなりました。4年の春には、東都大学リーグで防御率1.75とリーグ1位に。さらに、その年の夏には日本代表のメンバーにも選出されて日米大学野球、ハーレム国際野球大会に出場しました。


 大学時代のリーグ戦における通算成績は、43試合に登板して219イニングと2/3を投げ13勝7敗、202三振、防御率2.83でした。力強く腕を振るフォームから放たれる、ストレートの最速は151km/h。

 スライダー、ツーシーム、フォーク、カーブと、変化球は多くの球種を操ります。いずれのボールも非常に制球力があり、打者のタイミングをずらす投球ができることが大きな持ち味です。

新人王なるか!?

 清水投手は低めへのコントロールが非常に良く、投球以外にもフィールディングや牽制といった部分にも長けており、投手として重要なあらゆる能力を持ち合わせた完成度の高い投手と評されていました。なので、入団当初は即戦力として活躍できるのでは、と大きく期待されていたのです。

 しかし、2019年のルーキーイヤーは前半戦を終えた時点で、一軍では7試合に登板18イニングと1/3を投げ、0勝2敗で防御率は5.89です。新人王の資格を持っている投手の中には、広島カープの床田寛樹投手(詳細はこちら)や横浜DeNAベイスターズの上茶谷大河投手(詳細はこちら)が既に5勝を挙げており、規定投球回にも到達しています。


 このことから、清水投手がルーキーイヤーで新人王になるのは難しそうです。なお、一軍に初登板したのは6月1日のベイスターズ戦で、ローテーションの谷間の時期でした。また、安定して登板機会を確保するという目的で降格となったファームでは、10試合に登板し2勝7敗で防御率5.05

 二軍でも、好投しているとは言い難いものがあります。しかしながら、2019年のスワローズは先発投手がなかなか試合を作れない状況が深刻化しており、7月10日時点で規定投球回に到達しているのは小川泰弘投手のみ。また、同日時点でチームの防御率も4.61と12球団ワーストで、試合を作れる投手が不足していることは明らかです。

 現在はロングリリーフもこなせる中継ぎとして登板している清水投手。その中でしっかりと無失点に抑えていく試合を増やしていければ再び先発投手に戻り、ローテーション入りができる可能性もあり、全く可能性が無いとも言い切れないでしょう。

まとめ

 いかがでしたか?清水投手の背番号は「17」です。この番号は、スワローズではプロ通算191勝をあげて沢村賞を獲得したこともある松岡弘さんや、通算勝ち星は88勝ながら沢村賞や日本シリーズMVPなど、様々なタイトルを獲得した川崎憲次郎さんも付けていた番号です。


 多くのプロ野球チームのエースナンバーは「18」が一般的ですが、ヤクルトの背番号「17」はそれに匹敵する番号なのです。そのことからも、期待度の高さが伺えます。その背番号に恥じない活躍ができるよう、力を付けていって欲しいですね。

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