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ソフトバンクのコラス、これまでの日本での成績まとめ!

   

 中南米の選手の獲得と育成に定評がある福岡ソフトバンクホークス。そんなホークスに18歳で入団し、2019年で3年目を迎えたのがオスカー・コラス選手です。

 守備は打球判断が遅くもたつくこともあり、まだ日本のプロ野球レベルの水準とは言えないかもしれません。一方で、打撃は粗削りながら外国人らしくしっかりとバットを振り切ることができ、とても魅力的な選手です。今回はそんな彼について、ここまでの成績などをご紹介していきます。

プロフィール

本名:オスカー・ルイス・コラス・レオン
生年月日:1998年9月17日
出身地:キューバ共和国サンティアーゴ・デ・クーバ州
ポジション:外野手、投手
利き腕:左投げ左打ち


 2015年8月下旬〜9月初旬にかけて、大阪府と兵庫県を中心に行われた2015 EBSC U-18ワールドカップで、キューバ代表として投手登録ながら4番で出場「キューバの二刀流」として注目をされました。

 打者としては5試合で19打数7安打、打率.368、7打点という成績を残しています。2016年はキューバの国内野球リーグ、アビスパス・デ・サンティアーゴ・デ・クーバでプレー。2017年5月10日、日本の福岡ソフトバンクホークスへの派遣が発表されました。

これまでの成績

 来日1年目の2017年は、主に3軍での出場が多かったコラス選手。打者として40試合に出場し、101打席に立って98打数24安打で打率.245、4本塁打、16打点という成績でした。一方で投手としても9試合に出場し、11イニングと2/3を投げて失点は僅かに2点のみ、防御率は1.54でした。

 恵まれた体格から身体全体を大きく使う投球で、常時140km/h台後半を計測するストレートは球速以上の速さを感じさせましたが、より高く評価されていたパワーとパンチ力をより発揮するため、2018年からは野手に専念。その2018年は3軍で50試合に出場して164打席に立ち、151打数50安打で打率.252、3本塁打、23打点で1年目とあまり変わりませんでしたが、この年は2軍でも多く出場しました。

 2軍では55試合の出場で158打席と、規定打席の半分を僅かに上回るほどでした。しかしそれでもチーム4位タイの7本塁打、参考記録ながら長打率も.432という数字を残し、着実な成長を見せました。そして、3年目の2019年は長谷川勇也選手や江川智晃選手といった、一軍でも実績のある選手もいながら4番を務めることもあり、開幕から2軍で大活躍。


 開幕から2試合連続マルチ安打、3試合連続安打を記録すると5月には出場した23試合全てで出塁。21試合連続安打を記録し打率.333、出塁率.388という成績を残しました。また、30安打と21打点はこの月のウエスタン・リーグでトップの成績であり、ファームの月間MVPにも選ばれました。その後も勢いが留まることは無く、6月22・23日の対阪神タイガース戦で2試合連続マルチ安打と2試合連続ホームランを放ち、翌24日には支配下登録されることが発表されました。

 そして、8月17日までにウエスタン・リーグで56試合に出場して234打席立ち、214打数66安打で打率.308、9本塁打、41打点という成績を残しました。なお、この本塁打と打点はチーム2冠であり、大活躍したと言えるでしょう。その活躍もあり、8月18日に左背部起立筋の筋損傷で登録抹消されたデスパイネ選手に代わる形で1軍に登録されると、西武ライオンズ戦に7番ライトでその日のうちに一軍初出場

 そして2回、先頭打者で十亀剣投手が初球に投じた変化球を広いヤフオクドームの右中間テラスへ運ぶホームランを放ったのです。プロ初打席でホームランを放ったのは65人目、しかも初球でのホームランは9人目という快挙でした。8月21日時点での出場試合数はまだ3試合ですが、3試合連続でヒットを放っています。

まとめ

 いかがでしたか?18歳で来日した当初は、まだ精神的な幼さもありホームシックになることもありました。そんな彼をプライベートでも支えていたのが、通訳で自身もかつて日本の広島カープで育成選手としてプレーしたゲレーロさんでした。

 ゲレーロさんの夢は、コラス選手と共に1軍でヒーローインタビューに立つことであり、初出場の試合でそれが達成されました。今後、コラス選手がそのシーンを更に増やしていくことができるどうか、今後の頑張りに注目ですね。

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