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ソフトバンクのコラスの通訳が面白いと話題に!

   

 2019年8月18日、ソフトバンクホークスのオスカー・コラス外野手がヤフオクドームで行われた西武ライオンズ戦で、プロ野球史上9人目となる初打席初球本塁打を放ち、お立ち台に上がりました。その時、彼の通訳が面白いと話題に。今回はコラス選手のみならず、彼の通訳についてご紹介します。

プロフィール

 キューバ出身のコラス選手は、2015年のU-18ワールドカップで4番ながら投手を務めたことから、「キューバの大谷翔平」と日本で注目されていました。そんな彼の詳しい経歴は、こちらをご覧ください。ここでは彼の通訳を担当する、ウィルフィレーセル・ゲレーロさんのプロフィールを載せておきます。


【本名】ウィルフィレーセル・ゲレーロ
【生年月日】1986年10月17日
【出身国】ドミニカ共和国
【身長】195cm

通訳が話題に!

 ゲレーロさんはアリル・パウリノ高校を卒業後、MLB(メジャーリーグ)のアカデミーを志望するも叶わず、出生地のドミニカにあるカープアカデミーに入学。2008年、広島カープに練習生として入団後、四国アイランドリーグplusで活躍し、2010年にカープと育成契約

 その後同契約が解除となり、アイランドリーグへの再復帰・退団を経て2017年からホークスの通訳を務めています。つまり以上の経歴から分かる通り、コラス選手の通訳は元プロ野球選手なのです。そんな彼が通訳を担当するコラス外野手が8月18日、ヤフオクドームで行われた西武戦に7番右翼手として出場。

 この日は一軍昇格日でもあったのですが、2回裏の初打席で十亀剣投手の放った初球を、右翼ホームランテラス席まで運びました。この初打席且つ初球での本塁打は長いプロ野球の歴史上でも、わずか8人しかできていません。

 そんな鮮烈デビューを飾ってお立ち台に上がることになり、ゲレーロさんも通訳としてヒーローインタビューに登場。インタビュー序盤、初めてのお立ち台からの景色についての感想を尋ねた記者の質問に対し、ゲレーロさんがコラス選手の感想を「1軍上がってから1打席目にホームランを打ちました。とてもうれしい」とたどたどしい日本語で回答

 記者の質問に対する噛み合わぬ回答に、球場は最初どよめきに包まれました。初本塁打などの記念すべき活躍をした時に、ベンチに戻ってもあえてチームメイトは歓迎をせず一度スルーしその後祝福をする、MLBでは恒例のサイレントトリートメントに対する抱いた感想を聞かれた時は、次のように通訳しました。

 「最初は驚いたけど、いきなりみんな立ち上がってくれてめっちゃ嬉しかった」こちらもカタコトながら必死に翻訳し、観客からは大きな拍手が送られました、続いて「今の気持ちを誰に伝えたい?」という記者の質問に対しては、「今日本に来て3年目になりました。日本の野球は違うけど、日本に慣れてきました」とこれまた噛み合わない内容を回答し、球場は大きな笑いに包まれました。

 インタビューの後、ゲレーロさんは「緊張していた」と胸中を明かしていますが、この微笑ましいお立ち台の様子は大いに話題となりました。そもそもゲレーロさんは、ホークスで中南米スカウトを担当している萩原健太さんがその誠実な人間性と日本語能力に惚れ込み、通訳として推薦されたという経緯があります。

 四国アイランドリーグで選手としてプレーしていた時も、同じドミニカから来た若い選手たちから慕われており、当時から通訳のような役割をしていたのです。また話し好きでもあり、とにかく周囲の日本人に分からないことをたくさん質問し、テレビ番組などを見るなどしながら独学で日本語を習得していったのだとか。

 同じ選手をやっていた経験もあることから、モイネロ選手やコラス選手からも厚い信頼を寄せられているのです。ちなみに、カタコトと言えば、広島にバティスタ選手の通訳を務め、その日本語で一躍人気となったヘンディ・クレートさんがいますが、ゲレーロさんとはカープ在籍時代からの旧知の仲だそうです。

まとめ

 いかがでしたか?ゲレーロさんの通訳もさることながら、コラス選手の投手と野手の二刀流を務めた高い身体能力にも要注目です。さらなる一軍での活躍に期待すると共に、ゲレーロさんの日本語がさらに上達してく様子にも注目していきたいですね。

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