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阪神のメッセンジャーが引退へ!2019年、成績が思うように上がらず・・・

   

 大リーグのシアトルマリナーズから移籍し、2019年が来日10年目阪神タイガース一筋で過ごしてきたランディ・メッセンジャー投手

 長年タイガースの先発ローテーションを守り、最多勝や最多奪三振のタイトルも獲得してきましたが、2019年は思うように成績が上がらず、ついに引退を決断したことが明らかになりました。

2019年の成績

 メッセンジャー投手は2019年、8年連続で規定投球回に到達した前年までの勢いそのままにキャンプ、オープン戦からじっくりと調整を重ね、レギュラーシーズンの開幕戦だった3月29日の京セラドームでのヤクルトスワローズ戦に先発。5年連続の6回目の開幕投手です。


 なお、「一軍公式戦開幕戦への5年連続登板」という記録は、彼自身が2018年に達成した4年連続というNPBの歴代外国人投手最長記録を更に上回るものとなりました。この試合では7回を投げ、自責点1というハイ・クオリティー・スタート(HQS)。

 さらに4月5日、マツダスタジアムでの広島カープ戦では6回2失点で初勝利を挙げ、NPB/MLB公式戦通算100勝を達成しました。しかし、その後は精彩を欠き、前半戦13試合を終えた時点で3勝7敗、防御率4.69と2桁勝利を記録し続けてきた前のシーズンまでと比べて大きく成績を落としました。

引退へ・・・

 前半戦は思うような成績を残せず一軍登録を抹消。7月下旬からは一時、アメリカに帰国しての右肩の治療とリハビリを行い、8月上旬に再来日。しかし、イースタン・リーグでは2試合9イニングを投げ、7失点と二軍でも打ち込まれることが増えていました。

 更に9月12日は、独立リーグである四国アイランドリーグの徳島との練習試合でも、5回4安打4失点と大荒れのピッチングであり、2019年中の一軍復帰は絶望的な状況でした。そんな中、球団内では2020年以降の彼の去就について、意見が真っ二つに。まず、今後の契約に否定的な考えを持つ理由が以下の通り。

・最速156km/hの真っすぐに力がなくなり、年齢的にこれ以上改善は見込めない

・自分が一番という思いが強過ぎて、思うような投球ができない時にチームの空気を悪くしてしまう

 一方、年俸を大幅にダウンさせたとしても、功労者に対してを契約延長を望むとする考えを持つ人の理由が次の通りとなります。

・2018年にフリーエージェント(FA)の権利を獲得して日本人扱いであり、外国人枠を使わなくて良い

・エースではなく先発ローテーションの3〜4番手として6回程度を目途に投げてもらえば

・鳥谷敬選手を一方的に戦力外通告のような形で退団させた後で、ファンからの反発を買う可能性


 そしてその後、9月13日の午前中に彼自身から、長年投げ続けてきた影響で肩や肘の勤続疲労が著しく、思い通りの投球ができなくなったことを理由に引退の申し入れがありました。潔いと言えば潔いですが、報道の第一報が流れてから、電撃的な引退となってしまいました。この即決に谷本修本部長は、「最後までサムライだった」と高く評価していました。

まとめ

 いかがでしたか?来日2年目の2011〜2018年までの8年間で7回の2桁勝利、唯一届かなかった2015年も9勝を挙げて防御率は2点台と、タイガースのエースとして活躍してきました。

 2019季も勝ち星は挙げており、ファンからは「まだまだ続けられる」という声も挙がっています。しかし、これも一つの決断と言えるでしょう。

 惜しまれつつの引退となりますが、外国人としては異例の引退試合の検討もされています。最後にもう一度、一軍でのピッチングが見られると良いですね。

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