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オリックスの岸田護が引退!引退試合の日取りがこちら・・・

   

 東北福祉大学から社会人野球のNTT西日本を経て、2005年秋にドラフト3位でオリックス・バファローズに入団。そこからバファローズ一筋14年だった岸田護投手

 しかし、2019年限りで現役を引退することを発表しました。大阪府吹田市出身で地元選手ということもあり、多くのファンに愛された選手の引退となります。そんな彼の、引退試合などについてご紹介します。

これまでの活躍

 入団1年目の2006年からウエスタン・リーグで31試合に登板し、防御率1.80と最優秀防御率のタイトルを獲得。さらに一軍でも6試合に登板し、シーズン終盤9月27日の楽天イーグルス戦では敗戦投手となるも8を1失点という素晴らしい先発デビューでした。

 翌年の2007年から一軍に定着。2009年には10月8日の日本ハムファイターズ戦で10勝目を挙げ、初の2桁勝利を記録。そんな中翌年の2010年から、岡田彰布監督の指示でシーズン途中からリリーフに専念


 するとこれが功を奏し、11ホールド・12セーブを挙げていわゆる勝ちパターン投手に定着。翌2011年にはパ・リーグ2位の33セーブを挙げ、守護神として君臨しました。

 2012年は、シーズン途中から平野佳寿投手に抑えを譲るも2桁のセーブ数を記録。そして2013年~2015年まで、2桁のホールド数を記録し続けました。

 通算成績は44勝30敗63セーブ、63ホールドです。確かに活躍したとは言え、特別に際立った数字とは言えません。しかしこれは、逆に先発、中継ぎ、抑えとあらゆる役割をこなしてきた証明とも言えるでしょう。

現役引退へ・・・

 プロ14年目となった2019年は、古傷の腰痛の影響もあり一軍での登板機会がなく、9月初旬には球団から2020年の戦力構想から外れていることを告げられていました。2019年こそ一軍登板が無く、二軍での登板も9試合に留まってはいました。

 ただこれはどちらかと言えば、若い選手に登板機会を譲ったという側面も強いと言えます。実際に8イニングと1/3を投げて、自責点は僅か1で防御率は1.08、奪った三振は8つありました。

 そして、2018年も一軍で17試合に登板し、15イニングと1/3を投げ自責点は4。防御率2.35と力を落としたと言う感じでもありませんでした。

 9月16日時点では今後について、「まだ何も決めておらず、9月18日からの二軍の名古屋遠征に帯同するつもりがあり、そこでいい投球をすることしか考えていない」とも明かしています。

 引退なのか、他球団での現役続行なのか注目されていました。しかし翌17日、やり切った気持ちがあると話し、このシーズン限りでの現役引退を発表しました。

引退試合は?

 引退となれば、引退試合がどうなるのか注目されるところ。9月20日に引退会見が行われることが発表された際、球団が功労者として敬意を表し、引退試合を用意することが話として出ていました。岸田投手は2012年に、メジャー志向を抱いていることを明かしたこともありました。

 また、実際にチームメイトだった平野佳寿投手はアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍したり、2019年には金子弌大投手、西勇輝投手が他球団を移籍するなど、苦楽を共にしてきた選手がチームを去っていく姿を見てきているのです。しかしそんな中でも、岸田投手は最後までバファローズでプレーすることを選択しました。

 こういったことから、ファンからも引退試合を望む多くの声があがっていました。そして引退会見翌日の9月21日、バファローズの本拠地での最終戦となる9月29日の福岡ソフトバンクホークス戦で引退試合と引退セレモニーを行うことが発表されました。


 バファローズにとって、2019年は非常に苦しいシーズンでした。9月24日時点でパ・リーグ最下位、主催試合における1試合平均の観客動員数も2万4,395人と12球団中11番目となっています。しかしこの引退試合に関しては、既に売り切れとなった座席も多り、改めて多くのファンから愛されていたことが分かります。

 また若手にも積極的に指導し、投手陣をまとめてきた彼に対しては、2020年以降何らかのポストを用意していることを球団は明かしています。これには彼自身も引退会見で「少しでも恩返ししたい気持ちはある。年を取ってくるとそういう気持ちが出てくる。」と語っており、引退後も球団に残るかもしれません。

 引退会見で、「14年の現役生活は楽しかった」と笑顔で振り返った岸田投手。しかし唯一の悔いとして、優勝できなかったことを挙げました。バファローズは1996年にリーグ優勝と日本一を果たして以降、優勝から遠ざかったままです。現在チームにはその年の優勝を知る選手もおらず、思いを託された選手達が将来それを達成できるかが今後注目されます。

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