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阪神のガルシアが中日を退団した理由がこちら・・・

   

 2018年に、中日ドラゴンズで来日1年目にしてチームトップの13勝を挙げた助っ人外国人投手のオネルキ・ガルシア投手。しかしそんな好成績とは裏腹に、2019年からは阪神タイガースへ移籍しました。今回はそんな彼が、なぜ中日から阪神へ移籍したかなどについてご紹介します。

中日時代の活躍

 2017年12月に中日ドラゴンズと契約を結んだガルシア投手は、キューバ出身の左腕です。2018年4月、NPBでの1年目として読売ジャイアンツ戦で、先発投手として一軍公式戦デビュー。

 5回まで無安打に抑えたほか、公式戦初安打初打点を記録するなどして、鮮烈なデビューを飾りました。それからも、先発投手として3連勝を記録するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで飛躍し続けました。


 7月の広島カープ戦では、8回1安打無失点8奪三振という素晴らしい内容で二桁勝利を達成。チームの外国人投手としては、2011年のマキシモ・ネルソン投手以来となる二桁勝利でした。

 最終的に、2018年は一軍で27試合に登板13勝9敗、防御率2.99という好成績。この年Bクラスに終わったチームの中で、際立った活躍でした。

中日を退団した理由

 中日でこれだけ素晴らしい成績を残したのにも関わらず、他球団へ移籍となったガルシア投手。その退団理由については、諸説あがってます。最も信憑性が高いのは、条件面での交渉決裂です。一般的に年俸と起用法における選手の希望が、球団と合わなかったことを理由に退団・移籍となるケースは少なくありません。

 外国人選手の移籍は、代理人を通して決定されるのが通例です。選手自身が自身の具体的な希望を代理人に伝え、その希望を元に代理人が球団と交渉を行うのです。そこで特に重視されるのが年俸ですが、中日が2年2億円を提示したのに対し阪神は1年1億7,000万円、つまり単年契約でした。

 兼ねてからガルシア投手はさらに高い年俸を要求しており、折り合わなかった際は単年契約の条件を優先し、メジャー復帰を念頭に置いた方が身動きを取りやすい、と判断して他球団へ移籍する意思を示したのではないかと噂されていたようです。また一方で、彼が外国人選手の中で浮いていた、という噂も流れています。

 さらには、シーズン中にガルシア投手本人が名古屋の街に馴染めないと愚痴をこぼしていたという話を、阪神タサイドが早い段階からキャッチしていたという説も。さらには、ドラゴンズ球団内部の派閥争いによる流出ではないか、などとも言われています。このため、真相はハッキリとしていないようです。

阪神での活躍

 そんなガルシア投手には、こうした噂以外に不安な部分がありました。実は13勝を記録した2018年、屋外球場での戦績が悪すぎたのです。球場別に見るとナゴヤドームでは10勝4敗防御率2.20。

 東京ドームでは2勝0敗同0.56とドームでの試合では素晴らしい成績を残しています。しかし、マツダスタジアムでは防御率5.40。神宮、横浜で同3.86。阪神の本拠地である甲子園ではワーストの7.20


 このように、ドーム以外の球場と非常に相性が悪かったのです。それだけに、阪神での進退には大変注目が集まっていました。結果的に2019年の成績は6勝8敗、防御率は4.69でした。

 左腕の先発要員として期待されていましたが、シーズン後半〜クライマックスシリーズにかけては、リリーフとしてチームに貢献しており、来季も残留となる可能性が高いとされています。

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