デスパイネのパフォーマンスに隠された意味がこちら!
福岡ソフトバンクホークスに所属するアルフレド・デスパイネ選手といえば、キューバ出身でチームの主軸としてパワフルな打撃で存在感を示しています。そしてもう1つ、ホームランを打ったパフォーマンスも特徴的ですよね。
ホークスでホームランを打った後のパフォーマンスといえば、松田宣浩選手の「熱男〜!」がありますが、デスパイネ 選手のパフォーマンスにはどんな意味があるのでしょうか?今回は彼のパフォーマンスについて、詳しく見てみましょう。
プロフィール
【本名】アルフレド・デスパイネ
【生年月日】1986年6月17日
【出身国】キューバ共和国
【身長】175cm
【ポジション】外野手
【投打】右投げ/右打ち
普段はとっても温厚なデスパイネ
あーかわい。 pic.twitter.com/IhfMbI97aW— saki (@sakitalu) October 19, 2019
キューバの中で名門と言われているマニュエル・ファハルド国立体育大学を卒業後、2004年から2014年中盤までキューバの国内リーグ及びメキシカンリーグで活躍していました。キューバ代表として、これまでWBCやオリンピックにも数多く出場した経歴があります。
ちなみに、1959年に起こったキューバ革命以降、原則として国内のスポーツ選手は国外のプロスポーツチームと契約することが禁止されていました。1991年にソ連が崩壊して経済状態が悪化してからは他国へ亡命し、特にアメリカのメジャーリーグに挑戦する選手が増えていきました。
2013年に、デスパイネ選手もキューバ野球連盟から承認を受け、期間限定でメキシカンリーグのカンペチェ・パイレーツと契約。そして、2014年7月に日本の千葉ロッテマリーンズと契約し、ついにNPB入りを果たしました。
シーズン中盤での加入、また怪我による途中離脱もありながら、初年度は12本塁打を打ちました。2017年からはホークスでプレーし、主に指名打者として活躍。2017年も2019年も35本塁打以上を記録するなど、主砲としてチームに欠かせない存在となっています。
パフォーマンスの意味
デスパイネ選手はホームランを打ってダイヤモンドを一周し、ベンチへ戻った際にひと通りベンチに居る選手たちとハイタッチを交わした後、片方の足を大きく突き上げるパフォーマンスをしています。今やファンの間ではすっかりお馴染みになっているでしょうか?
そもそもホークスと言えば先ほどご紹介した通り、松田宜浩選手が場内のファンと共に「熱男〜!」という拳を突き上げるポーズをしています。こういったものに影響を受けて、デスパイネ選手のパフォーマンスも出来上がったのでないかと言われています。
お茶目な性格で知られるデスパイネ選手は、過去にも一緒になって熱男ポーズを真似したことなどもあり、共に中軸を担う選手として仲の良いコンビなのです。そんな中、過去にヒーローインタビューでパフォーマンスについて意味を聞かれた際、本人は「特に意味はない」と答えています。
デスパイネのホームランパフォーマンス絶対もう飽きてるよね
こんなんやっても本人気持ち良くないだろ笑 pic.twitter.com/xNiDZzKSxF— ロッテ(選手)大好き職員@三木推し (@SOKA27962155) September 23, 2019
「マッチがやれと言うからやってるんだ」と松田選手にそそのかされたことから始めた、とホークスの担当記者が話しかけた際に本人が言っていたことも、合わせて明かされています。このことからも分かる通り、特段意味があったわけではなさそうですね。
とは言え、ホームランパフォーマンスは球場にいるファンの声援に応えたり、ファンを喜ばせるためのサービス精神によって行われているものが多いです。きっとデスパイネ選手も、そうした心がけを大切にしているのでしょう。
まとめ
2019年は日本球界入りして6年目のデスパイネ選手。お笑いコンビ「マテンロウ」のアントニーさんに似ていることも、ファンの間では話題になっています。
今日神宮で草野球だった!!!
試合終わり歩いてらはじめてデスパイネ選手頑張って下さいって言われた、、、、、 pic.twitter.com/bS0VxLQpoO
— アントニー (マテンロウ) (@hsa199029) June 8, 2018
バレンティンパイセンと!
隣はデスパイネ選手じゃないです!
私アントニーです! pic.twitter.com/2rzCNOgcsO— アントニー (マテンロウ) (@hsa199029) June 12, 2018
逆方向への打球も得意とする豪快な一本は、ホークスにとって欠かせない存在です。2019年は、36本塁打を放ちました。今後のさらなる活躍に期待したいですね。