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楽天の今江年晶が引退を発表!今後は指導者の道へ・・・

   

 千葉ロッテマリーンズでは日本一に貢献し、WBC(ワールドベースボールクラシック)でも活躍、晩年は楽天イーグルスでプレーしていた今江敏晃選手が、現役を引退することを発表しました。今回はそんな彼について、詳しくご紹介していきます。

これまでの活躍

生年月日:1983年8月26日
出身地:京都府

 2000年にPL学園高等学校で甲子園に出場(2年生の夏)。2001年のドラフト会議にて、3巡目でロッテに入団しました。2005年、2010年の日本シリーズではそれぞれMVPを獲得しました。


 特に2005年には、三塁手としてベストナインにも選出されています。さらに2005年から5年連続でゴールデングラブ賞を受賞するなど、守備の上手さは球界有数とでした。

 2006年のWBCでは世界一にも貢献。2015年オフにFA宣言して、楽天イーグルスに移籍、その後度重なる怪我もあり、2019年で現役引退となりました。

現役引退!

 2019年でプロ18年目を迎えていた今江選手。しかし2019年1月のキャンプ出発前日に、「右眼球中心性漿液(しょうえき)性脈絡網膜症」という目の病気を発症していました。この年にかける思いが強かった中での突然のハプニングでしたが、めげることなく5月には懸命のリハビリの甲斐もあって1軍へ昇格。

 一方で目の調子には波があり、6月末くらいにまた悪くなっていたそうです。そんな中で騙し騙しプレーを続けていたそうですが、本人も限界を感じ8月には自ら監督に「厳しいです」と告げたそうです。身体が元気なだけに、目の問題だけで現役引退を余儀なくされるという決断自体は、本当に厳しかったと言います。

 最終的に2019年は26試合に出場し、打率2割7分6厘、1本塁打、7打点という記録でした。ちなみに、今江選手の中学2年生の子供は小さい頃から野球をやっていて、いつか父子でプロの舞台で一緒に共演することを家族で夢見ていました。

 それが叶えられなくなることから、お子さんに引退を告げることが本当に辛かったと言います。しかし、「お父さんの夢は1つ終わったから、また次の夢を見るから頑張れ」と伝えたところ、理解してもらえたそうです。

今後は指導者の道へ

 2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、楽天に所属する前のロッテ時代から福島県いわき市へと毎年足を運んできた今江選手。プロ野球選手としての活躍だけでなく、実際に被災地へ足を運んでの支援も通して、大変多くの人を励ましてきた選手でした。

 そんな温かい心を持つ彼にはシーズンの途中から、既に球団サイドから「チームのためにコーチでやって欲しい」と打診を受けていたそうです。目の問題で現役引退となっても、チームに必要な存在だったということでしょう。


 2019年10月18日に行われた引退会見でも、改めて楽天イーグルスからコーチ就任の打診を要請されていることを話しました。そしてその打診を受け、楽天の育成コーチに就任することが正式に決まりました。

 ロッテでの日本一、WBCでの世界制覇、そして目の病気との闘いなど、プロ生活18年で様々な経験をしてきた今江選手。今度は指導者として、未来のスターを育てる名伯楽になって欲しいですね。

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