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オリックスの張奕が持っている球種と2019年の成績まとめ!

   

 台湾出身で、オリックス・バファローズに所属する張奕投手読売ジャイアンツに所属する陽岱鋼選手が7歳年上の従兄弟であり、その背中を追って日本の福岡高校へ進学しました。

 このことから、台湾人ながら日本人扱いとなっており、2016年に育成ドラフト1位で外野手として指名されましたが、2019年からは投手として躍動。そんな彼の球種や成績などをご紹介します。

持っている球種

 元々は外野手として入団しながらも、2019年から投手に転向した張奕投手。大谷翔平選手のような、二刀流とも言えますね。そんな彼は、ストレート、カーブ、スライダー、フォーク、チェンジアップを操ります。

 実に多彩な変化球ですね。一応高校時代も、野手と投手を兼任してはいました。しかし、ずっと投手1本でやってきたような、一線級の選手たちが凌ぎを削るプロの世界です。

 その中で投手に転向するのは、容易な道のりではありません。そんな中で、彼は転向からわずか1年で支配下登録されたのです。


 150キロを超えるストレートに加え、変化球はとても精度の高いものとなっています。2019年のデータを見てみると、球種配分はストレートが47%、カーブが18%、スライダーが15%、フォークが12%、チェンジアップが8%。

 変化球と一括りにしてみると、ストレートとの割合は半々くらいです。また、ストレートよりも変化球の方が多く空振りを取れている、というデータもあります。

2019年の成績と主な活躍

 まだ外野手登録だった2018年は、15試合連続ノーヒットと打撃面でかなり苦しんでいた張奕選手。そんな中、シーズン途中の6月頃から投球練習を始めるようになり、外野手としての選手登録のまま公式戦で5試合に登板。

 そして、2019年に外野手から投手へ正式に登録を変更。支配下登録されると共に背番号も98に変更。8月8日の日本ハムファイターズ戦で先発登板すると6回投げて被安打2、失点1、無四球、6奪三振で初勝利。


 野手として育成契約した選手が投手に転向し、支配下登録を経て1軍で初先発初勝利を挙げたのは彼が初めてであり、歴史的な快挙となりました。その後、最終的に1軍で8試合に登板

 うち6試合が先発登板で2勝4敗、防御率5.93という成績を残しました。そして、2019年の張奕投手について特筆すべきは、レギュラーシーズン終了後に開催された第2回WSBCプレミア12です。

 台湾代表メンバーで投手として出場し、プエルトリコ戦と韓国戦の2試合に先発。通算13回2/3を無失点に抑え、白星を挙げたことから大会の先発投手部門でベストナインに選ばれました。

まとめ

 50メートル走6.0秒の俊足に加え、遠投は120メートル。外野手として高い身体能力を有していた張奕投手が一念発起して投手に転向。


 そこからわずか1年で、プレミア12でベストナインに選出されるなど、その才能の片鱗が垣間見えた張奕投手の2019年でした。いよいよ2020年からは、投手として第一線での活躍が見込まれます。異例の経歴を持つ野球選手として、これからも注目していきたいですね。

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