岩本貴裕、カープを戦力外になり現役を引退へ・・・
広島出身のカープ一筋。カープを愛し続けた岩本貴裕選手が、2019年シーズンオフに戦力外通告を受けました。
2020年からは第二の人生として、カープを支えていくことになります。そんな彼のこれまでとこれからについて、ご紹介していきます。
プロフィール
【生年月日】1986年4月18日
【出身地】広島県広島市
【身長】182cm
【ポジション】外野手、一塁手
【投打】左投げ/左打ち
最後にみんなにベストショットを撮らせる岩ちゃん😊
リョウさんが岩ちゃんにサインもらってと空けていてくれたスペースにサインを貰う
本当は現役の時にもらいたかったなぁ#岩本貴裕 pic.twitter.com/ZNU4pnIEtz— あんじ~ (@bangque1094) December 16, 2019
広島商業高校時代は、1年からエースと4番打者を任されていました。亜細亜大学に進学してから、外野手にコンバートされます。
3度ベストナインを獲得し、2008年にドラフト1位で地元のカープに入団しました。プロ1年目となる2009年5月28日、千葉ロッテ戦で初出場初先発。
2014年以降、打撃不振や病気による手術などで出場機会が激減。プロでの通算成績は405試合出場、打率2割5分3厘、31本塁打、131打点。遠投110メートルの強肩と逆方向にも強く打てる打力を武器としていました。
戦力外!そして引退へ・・・
岩本選手は2019年10月2日に戦力外通告を受け、早々に現役引退を表明していました。本人にとって、故郷での11年に及ぶプロ生活に悔いはなかったようで、笑顔で取材にも応じていました。
2019年、一軍では4月28日のヤクルト戦での代打1打席のみの出場でした。 二軍では70試合で打率2割8分1厘だったものの、1本塁打5打点となかなか貢献できずにいました。
金本知憲さんなど、名選手が背負ってきた背番号10を引き継いでいただけに、「(金本選手は)記録と記憶を残された方だった。いい結果を残せずにいたことは申し訳ない」とコメントしていました。
広島出身で、ドラフト1位でカープに入団したということで、特に地元のファンから愛された選手でした。そんな自身のプロ生活を、こう振り返っています。
「カープにいらないと言われたら仕方ない。最初のころは地元の重圧があったかもしれない。でも、この年になっても“がんちゃん、がんちゃん”と呼んでくれて嬉しかった。地元でよかったなと思います」本人の広島への愛情深さが感じられますね。
クレイトンベイホテル、復興支援トークショー
岩本貴裕ヽ(゚Д゚)ノ
僕は引退では無くクビですんで、シーズン通して2ヶ月位しか良い時が続かなかった。
来季からはスコアラーとしてヤクルト担当します、土生さんに色々教えて貰います! pic.twitter.com/afPXNaxllM— 和也(うさロス (@rsc1900) December 22, 2019
今後の去就
12月3日、岩本選手はスコアラーとして正式に契約を交わしました。「僕が現役の時に感じていたことを伝えていけたらいい。選手が思い切ってプレーできるように、自分も勉強しながらサポートしていきたい」と前向きにコメントをしています。
本人にとって思い入れの深いカープで、スコアラーとしてシーズンを迎えることになりました。2020年は、ヤクルトを担当することになっているそうです。早速春季キャンプのために浦添へ通い詰め、球団それぞれの選手のデータを集めて分析していくという仕事が待ち受けています。
気持ち新たに「責任を持って、しっかりやっていきたい」、と表情を引き締めて話していました。“がんちゃん”として、そしてプロ野球選手として駆け抜けた11年間に一区切りをつけ、これからは第二の人生として裏方からカープを支える岩本選手を、これからも応援していきたいですね。