元阪神のドリス、退団後はブルージェイズへ!山口俊とチームメイトに・・・
2019年まで阪神タイガースでプレーしていたドリス投手が、2020年からMLBのブルージェイズに所属することになりました。このチームには、2019年まで巨人でプレーしていた山口俊投手もいます。
この2人の投手リレーなども、見れるかもしれませんね。今回はそんなドリス投手について、詳しくご紹介していきます。
プロフィール
【本名】ラファエル・ドリス
【生年月日】1988年1月10日
【出身地】ドミニカ共和国、ラ・ロマーナ州
【身長】195センチ
【ポジション】投手
【投打】右投げ/右打ち
ブルージェイズがラファエル・ドリス(RHP)と1年契約で合意。2年目には球団オプションが付く。15-19年は阪神タイガースでプレーし、通算防御率2.49・K/9=9.9をマーク。96-98マイルの速球に昨季被打率.036・空振り率29.9%のスプリットのコンビネーション。メジャーでは通算40試合に登板。32歳。 #mlbjp pic.twitter.com/tSOXXN5yFv
— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) January 25, 2020
高校を卒業した後、2004年にアマチュアFAとしてシカゴ・カブスと契約。2011年にメジャー初昇格。2011〜2013年までカブスに在籍し、44イニング登板。
カブスでの3シーズンで合計40試合に登板し、2勝4敗4セーブ防御率5.48という成績を残しました。その後2016年から4年間、NPBの阪神タイガースに所属し、主にリリーフとして活躍しました。
阪神を退団し、ブルージェイズへ!
阪神に入団した当初から、クローザーとしての働きを期待されていたドリス投手。そのポジションは、同じ助っ人外国人のマテオ投手と争っていました。
開幕1軍こそ逃したものの、シーズン開始早々に1軍へ昇格。しかし、救援のための登板過多によって疲労が蓄積され、救援失敗が相次ぎました。
元 #阪神ラファエル・ドリス 投手が #MLB #ブルージェイズ と1年契約#スコット・ミッチェル 記者がレポート(@ScottyMitchTSN)#ScottMitchell「関係者によるとブルージェイズが右腕のラファエル・ドリスと1年契約プラス球団オプションで合意 この32歳の救援投手は日本でマウンドに立っていたものの pic.twitter.com/dqUClxBEe7
— ゆち虎 (@reo_naniwa) January 25, 2020
またその影響を受けて、シーズン終盤に右肘を痛めてドミニカへ帰国するなど、NPB初年度は前途多難でした。しかし、2017年には37セーブを挙げて最多セーブのタイトルを獲得。
そして2019年は56試合に登板。5勝4敗、19セーブ、10ホールド、防御率2.11という成績を残しました。NPB通算4シーズンの成績は208試合登板し、13勝18敗96セーブ28ホールド防御率2.49でした。
11年~13年には #MLB で44回を投げている」
16年 #阪神 に入団 #ドリス は4年間で208試合に投げて13勝18敗96セーブ
ブルージェイズには今オフ巨人から山口俊投手が加入
昨季阪神と巨人というライバルとして戦った2人が今季はチームメートに#hanshin #Tigers #ScottMitchell(@ScottyMitchTSN) pic.twitter.com/58dxky1lcZ— ゆち虎 (@reo_naniwa) January 25, 2020
契約保留者名簿の提出期限までに、2020年の契約の合意に至らず、この年共にリリーフとして活躍していたジョンソン投手共々12月2日付けで自由契約選手として公示されました(ジョンソン投手についてはこちら)。
元々ドリス投手自身は、クライマックスシリーズ直後に残留の意思を示していたのですが、阪神での活躍をMLBから高く評価されたことを受け、ジョンソン投手と共にメジャー復帰を目指すことにしたのです。
山口俊とチームメイトに
ドリス投手はMLBのブルージェイズと、1年100万ドル(約1億1,000万円)+出来高で合意しました。2年目は球団オプションで、年俸150万ドル(約1億6,400万円)+出来高となります。
彼にとって、メジャーでプレーするのはカブスに所属していた2013年以来、実に7年ぶりということになります。最速164キロのフォーシーム、ツーシームを武器に安定した制球力が持ち味です。
メジャー経験に加えて日本で得た経験があれば、大いに活躍が見込めるでしょう。またブルージェイズには、元巨人の山口俊投手も2020年から加入します。
ドリス ブルージェイズでも頑張れ‼️
どすこいとチームメイトになるんかいw pic.twitter.com/Ldeg83iyHc
— 🐯マルちゃ🐯虎党 (@maru32120622) January 25, 2020
セ・リーグでしのぎを削った2人の投手が、チームメイトになるということですね。MLB公式サイトでは2人について、次のように伝えられています。
「ドリスは抑えのケン・ジャイルズ、ロングリリーフのサム・ガビグリオらの救援陣に加わる。日本人右腕の山口はスプリングトレーニングで先発ローテに入らなかった場合、ブルペンに入る」
山口投手からドリス投手へのリレー。つまり2019年までセ・リーグを代表する投手だった、2人の共演ということになるのです。両選手には是非とも、初年度から活躍して欲しいですね。