巨人に新加入のサンチェス、過去の成績まとめ!
2019年に韓国球界で17勝をあげた右腕、サンチェス投手が2020年から読売ジャイアンツに入団しました。日本球界でのプレー経験は無いものの、「いつか日本に行きたかった」という本人の思いが叶う形での大型契約になりました。そんな彼の、これまでに残してきた成績などをご紹介していきます。
プロフィール
【本名】エンジェル・サンチェス
【生年月日】1989年11月28日
【出身地】ドミニカ共和国サルセド州
【身長】185センチ
【ポジション】投手
【投打】右投げ/右打ち
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2010年にアマチュア・フリーエージェントとして、ロサンゼルス・ドジャースと契約。その後は、マーリンズ、レイズ、ホワイトソックスを経て、2015年にパイレーツへと移籍。
2016年には、右肘のトミー・ジョン手術を受けました。2017年にメジャーデビューすると、8登板して1勝0敗、防御率8.76という成績を残しました。
2018年11月、韓国のSKワイバーンズに入団。最速158キロの速球に加えてカットボール、スライダー、チェンジアップなど、多彩な変化球を操る選手です。2020年の年俸は、推定3億4,000万円。
過去の主な成績
2010年からプロの世界に飛び込んだサンチェス投手でしたが、なかなか日の目を浴びずにいました。アメリカではマイナーリーグを転々とし、トミー・ジョン手術も受けて2018年に韓国へ。
そして2018年も良い成績を残せていなかった中2019年、ついに花が開いたのです。韓国球界で17勝5敗という輝かしい成績を残したのです。
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常に150キロをコンスタントに出せるストレートに加え、持ち味である130km台のパワーカーブ、カットボール、フォーク、チェンジアップなど多彩な変化球を織り交ぜたピッチングで勝ち星を積み重ねました。何より被本塁打数わずか2本という成績は、メジャーリーグ関係者を含む多くの人々を驚かせました。
球威はもちろんのこと、高い制球力も証明されたのです。2019年の大活躍を受け、シーズンオフになるとMLBの各球団がこぞってアプローチし、大争奪戦が繰り広げられました。
しかしメジャーからのオファーの殆どが、中継ぎでの起用を前提とした交渉でした。彼自身は先発を希望していたことから、メジャーリーグとの交渉はうまく行かなかったようです。
巨人に新加入
一方で本人の意向に沿って、先発を任せたいという思惑から名乗りを上げていたのが巨人だったのです。当人の希望と完全に合致していたことから、サンチェス投手は2年契約の推定年俸3億4,000万円で巨人に入団しました。
日本球界でプレーしたことのない外国人選手の最高額は、巨人では1995年に3億8000万円で契約したマック外野手です。しかし投手としては、巨人の中では史上最高額になります。
巨人との契約が決まった際、球団を通じて「子供の頃から日本に来ることが夢でした。早く日本語を勉強して、チームメートやファンの皆さんと話せるようになりたい。日本の文化が大好きなので、いろいろなことを経験し、勉強したい」とコメントしており、親日家のようです。
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— 巨人情報@サンスポ (@sanspo_giants) February 4, 2020
リーグ連覇を目指す巨人の宮崎キャンプ初日、一軍投手陣20人中16人がブルペン入り。その中で最も注目を浴びたのは、やはりサンチェス投手でした。
2019年のチームの勝ち頭であった山口俊投手がメジャーへ移籍したことから、その穴を埋める選手として期待されています。原監督はサンチェス投手について、「やってくれなければ困るピッチャーですから」とコメント。
メジャーの各球団も大いに興味を示したというサンチェス投手。そのメジャーへと移籍した山口投手の穴を埋めるような活躍が楽しみですね。