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落合博満が矢野燿大に対して「監督としては0点」と評価!その理由とは?

   

現役時代は三冠王を3度獲得するという史上唯一の偉業を成し遂げ、中日ドラゴンズで監督を務めた時には就任した全てのシーズンでAクラス入りした名将でもある落合博満さん。

そんな落合さんが、現在阪神タイガースで監督を務めている矢野燿大監督に対し、

「監督としては0点」と厳しいコメントを出しました。

落合博満と矢野燿大

落合さんについては、別の記事でも詳しくご紹介しているので、そちらをご覧ください。

一方の矢野燿大さんは、東北福祉大学からドラフト2位で中日ドラゴンズに入団します。

97年にトレードで阪神に移籍。

阪神では不動の奥義の要になり、8番の藤本敦士さんと共に「恐怖の下位打線」を形成。

18年からは阪神の二軍監督を務め、19年から一軍監督を務めています。

矢野監督の能力

中日ドラゴンズで監督を務めたこともある落合博満さんが、19年のCSファイナルステージへ進出した阪神の矢野燿大監督について、「0点ですよ」と言い切りました。

この年はシーズン最終戦で広島カープを抜き去り、3位でフィニッシュ。

横浜DeNAとのCS1stステージも勝ち上がり、リーグ制覇した巨人とのファイナルステージへ臨みました。

しかし落合さんによると、そんな矢野監督の手腕は0点なのだそうです。

「優勝以外は0点ですよ」とのこと。

ただ一方で、

「日本シリーズに出て日本一になる可能性を残したということを考えれば100点」とも評価しました。

さらにこの年、4番定着を期待されながらもスタメン落ちを経験した大山悠輔選手について、

「全ては福留と糸井ですよ」と両ベテランに原因を求めました。

落合さんによれば、

「彼らがサポートしなきゃいけないものが、シーズン通してあの2人が働けなかった。だから、4番に比重がきた」と分析しました。

その後の4番については、

「俺だったら大山を使う」と即答し、

「はね返すものが彼にあるかどうか。それを試せるいい1年になるんじゃないかと思うよ」と今後の飛躍を期待するコメントもしていました。

シーズン前の退任表明

22年2月1日のキャンプイン前日という時に、矢野監督が突然この年限りで監督を退任することを発表。

シーズン前、それもキャンプイン前日という時期での発表という前代未聞の事態についても、落合さんはコメントを寄せています。

「理解できる部分はあるか?」という質問に「一切ない」と断言しました。

「辞める人のために誰がやる?プラスアルファとリスクとどっちが多いかと言えば、リスクの方が多いと思う。矢野がどういう気持ちで言ったかは分からないけど、どうせ言うんだったらシーズン終わってからのほうが潔いと思うけどね」

落合さんは、選手の心境を慮りました。

チームの気持ちが一つになってこそ、優勝に向かうことができます。

指摘する「リスク」とは、選手の気持ちの方向性がバラバラになるということです。

「矢野に見いだされてレギュラーなってゲームに出ている人間は、じゃあ矢野が辞めるんだったらもう何とか有終の美を飾らせてやろうとかって必死にやるかもしれない」

としながらも、

「冷や飯食ってる連中は、『どうせ次誰か来るんだろ?』って。そっちの方が多いと思う」と言います。

真意は矢野監督のみぞ知ることです。

しかし、少なくとも就任した全ての年でAリーグ入りするという偉業を成し遂げた、落合さんには理解できなかったようです。

「『なぜあのタイミングで?』っていうのがね。本人が散々苦労して導き出した答えなんだろうけども俺には分かんない」と発言しました。

そんな中で始まった22年シーズンですが、阪神はヤクルトとの開幕戦で4回までに8点を奪い8-1とリードしたものの、中継ぎ投手が打ち込まれて7点のリードを守り切れずに逆転負け。

開幕戦で最大7点リードからの逆転負けというのは40年ぶり2度目の出来事で、セ・リーグでは史上初めてのことでした。

その後、セ・リーグワーストとなる開幕9連敗を喫し、さらに4月9日の広島戦でセ・リーグ史上初の開幕13試合で両リーグ最速の負け越し10となり、95年の22試合を超えて球団史上最速となりました。

不運はさらに続きました。

開幕投手だった藤浪晋太郎投手などがウイルスに感染。

濃厚接触の疑いがかけられた馬場皐輔投手と山本泰寛選手も、出場選手登録を抹消されました。

開幕からなかなか勝ち星をあげられず、選手の戦線離脱も出てきた中、13日の中日戦もサヨナラ負けを喫し、52年のフランチャイズ制以降では72年と90年に記録した5カードを抜く、開幕から6カード連続勝ち越しなしという球団ワースト記録を更新。

その時点で1勝14敗1分で勝率が.067と、プロ野球史上初の勝率6分台という珍事となっただけではなく、翌日も敗れた事で勝率は.063に低下したばかりか、79年の西武を抜いて開幕17試合で1勝というプロ野球史上ワースト記録してしまいました。

矢野監督の、シーズン直前の退任発表という異例のスタートで始まったタイガースの22年。

しかし開幕の不振ぶりから、この退任発表が悪い影響を与えているのではないか、という声も少なくありません。

その後、15日と16日の巨人戦に勝利したことで、ようやくこの年初めての連勝となりましたが、依然としてセリーグ最下位であることに変わりありません。

ここからの巻き返しに期待したいところですね。

まとめ

いかがでしたか?

優勝できなかったら監督としての評価は0点、という落合博満さんの発言には、深く考えさせられました。

確かに、プロ野球は勝ったからこそ評価される、結果が全ての厳しい世界です。

そして、その世界で戦ってきた落合さんだからこそ、このような発言が出たのだと思います。

落合さんに厳しい評価を下された阪神の矢野燿大監督。

キャンプイン直前に退任発表するという異例の行動をとりましたが、22年シーズンは4月18日時点で様々なワースト記録を塗り替え、セ・リーグ最下位と不本意な開幕ダッシュとなってしまいました。

世間からは、あの退任発表がチームの成績不振の原因なのではないかという声も上がっており、矢野監督に厳しい評価を下した落合さんも、矢野監督の退任発表のタイミングについては否定的な見解を示しました。

苦しい状況の阪神ですが、なんとかここからの巻き返しを図ってほしいですね。

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