プロ野球データルーム

NPBの選手情報・年俸・背番号・FAなどストーブリーグ専門。オフシーズンの暇つぶしにどうぞ。

*

荒木大輔、斎藤佑樹の指導の難しさを暴露!「無視して言うこと聞かない」

   

アマチュア時代に輝かしい成績をあげながら、プロではなかなか活躍できなかった斎藤佑樹さん。

その理由の一つに、彼を指導することの難しさが挙げられています。

彼が所属していた日本ハムファイターズでコーチとして接していた、斎藤さんと同じ早稲田実業出身の荒木大輔コーチは、特に彼の指導についてその難しさを語っていました。

コーチを無視!?

荒木大輔さんは斎藤投手と同じく、早稲田実業時代の甲子園などでの活躍と、その端正な顔立ちから

「大ちゃんフィーバー」を巻き起こし、その年に生まれた男の子は

「大輔」という名前が人気名前ランキングの1位になるほどでした。

西武やヤクルトでコーチを務め、指導者としての経験も培っていた荒木さんは、斎藤投手の指導を行いますがなかなかうまくいきません。

その理由として荒木さんが語ったのは、斎藤投手がコーチの言うことを聞かないことでした。

荒木さんは、ボール球中心で誘うような投球スタイルを続けるものの、なかなか成績が伸びない斎藤投手に、ストライクゾーンで勝負してみるようにアドバイスしたそうです。

時には厳しい言葉を投げかけたこともあったそうですが、斎藤投手は投球スタイルを変えることはなかったそうです。

指導経験も豊富で、自分と近い経歴を持つ荒木さんの指導も、なかなか聞き入れることはなかったようです。

過去に別のコーチも、斎藤投手がアドバイスを聞かないと語ったこともありました。

聞き入れようとしてもうまくできなかったのか、聞き入れるつもりがなかったのかはわかりません。

斎藤投手は危険察知能力が人一倍高く、投げる瞬間に打たれそうだと察知すると、咄嗟にボール球を投げることが多かったそうです。

アマチュア時代はその能力で打たれないことも多かったそうですが、プロではうまくいかなかったようです。

頑固な性格?

斎藤投手について、荒木さん以外にもアドバイスを聞き入れなかったと語っている人がいます。

それは、日ハムOBの西崎幸広さんです。

西崎さんは斎藤投手について、

「コーチが『こういう風にやればいいんじゃない?』とアドバイスをしても聞かないらしい。自分の理論でやりたいみたい」と語ったことがあります。

複数の人がアドバイスを聞かなかったと語ったことから、斎藤投手がアドバイスを聞き入れなかったことは事実のようです。

また、西崎さんは過去に斎藤投手の練習の光景に疑問を抱いたことがありました。

西崎さんがファイターズの二軍球場に訪れた際、斎藤投手は当時チームメイトでのちにMLBに挑戦する、

有原航平投手のフォームを参考に新しいフォームを身につけようと、ビデオでチェックをするなどしていました。

それを見て、西崎さんはフォームを真似する前に腕を振って投げるという基本的なことをしっかりするべきだと思ったそうです。

基本的なことができていないにも関わらず、自分の理論で練習し他人の真似事を続けているだけでは、大成はしないと西崎さんは思ったのでしょう。

アマチュア時代に大活躍していたとは言え、プロの世界でもすぐに活躍できる選手はほんの一握りです。

松坂大輔選手や上原浩治投手のように、ルーキーからとんでもない成績を残す選手もいますが、やはりプロとアマチュアは別世界。

アマチュアの世界では、同じ選手と何度も対戦することはそうありませんが、プロの野球は1年間で150試合近く行われ、同じ球団の同じ選手と何度も対戦することになります。

また、プロの球団では優秀なスコアラーが集めたデータをもとに徹底した作戦が組まれ、弱点を見つければそこを容赦なく狙ってきます。

そんな世界で大成するには、コーチや先輩のアドバイスを聞き入れる素直な心と向上心が必要なのでしょう。

同じ兆候の選手

斎藤投手と同じように、甲子園での活躍が注目され、

一躍大スターとなって鳴り物入りでプロの世界に飛び込んだものの、なかなか芽が出ず伸び悩んでいる選手がやはり同じく日ハムにいます。

斎藤投手と同じく、早稲田実業からプロ入りした清宮幸太郎選手です。

清宮選手はラグビー選手として活躍した父を持ち、恵まれた体格でリトルリーグ時代から世界選手権で活躍するなど、高校入学前から注目されていました。

早稲田実業に入学後も、1年生ながら甲子園でホームランを放つなど大活躍。

高校通算打率は4割を超え、高校通算111HRは今も破られていない歴代最高記録です。

そして7球団競合の末、2018年に日本ハムに入団しましたが、5年ほど経った現在も目立った活躍はできていないと言わざるを得ない状態です。

清宮選手は、2021年までファイターズの監督だった栗山英樹さんから、こんなふうに言われたことがあります。

「すごく頑固なところがある。打つことに関してなど、どう言っても聞き入れない」

清宮選手は斎藤投手と同じく、早稲田実業時代に甲子園で大活躍してプロ入りした選手です。

アマチュア時代に実績を残したことから自分の理論が確立されており、あまりアドバイスを聞かないタイプなのかもしれません。

残念ながら斎藤投手は、プロの世界では目立った活躍ができずに引退してしまいましたが、清宮選手はまだ現役を続けています。

素材は誰もが認める選手ですし、年齢的にもまだまだ伸び代に期待できそうです。

新庄剛志ビッグボスのもとで、ぜひ飛躍していってほしいですね。

まとめ

斎藤佑樹投手は4球団競合の末、日本ハムに入団しました。

ルーキーイヤーに6勝をあげたものの、その後はルーキーイヤー以上の勝ち星をあげたシーズンはなく、通算15勝で終わってしまいました。

アマチュア時代に多くの球数を投げていたことから、勤続疲労による怪我もありました。

しかしコーチやOBなど複数の人が、斎藤投手はコーチのアドバイスを聞かずに独自の理論で練習をしたり、試合での配球を決めていたりしたということが語られています。

アマチュア時代の活躍からも、選手としての才能があったことは間違いないでしょう。

スポーツの世界で「たられば」は好ましくありませんが、斎藤投手がもっとコーチのアドバイスに耳を傾けていれば、違った結果になっていたかもしれません。

そして斎藤投手と同じような兆候を、清宮幸太郎選手も指摘されています。

同じ早稲田実業出身で、同じように甲子園でスターになり、同じようにドラフト1位で日本ハムファイターズに入団。何かと共通点の多い斎藤投手と清宮選手。

斎藤投手はすでに引退してしまいましたが、まだ清宮選手は現役のプロ野球選手ですし、年齢もまだまだ若く、今後の伸び代が期待できます。

甲子園で大きな話題になってプロ入りした以上、多くの人から今後の活躍が注目されているはずです。

なんとか頑張ってほしいものですね。

 - キャンプ , , , ,