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エンゼルスタジアムの見どころや観戦マナー・知っておいた方がいいこと

   

エンゼルスタジアムで試合観戦

NPBとMLBでは野球の楽しみ方やマナー、慣習が全く違います。またエンゼルスタジアムだからこそ知っておきたいことも。

ここではアメリカに慣れていない日本人目線で、実際に現地で体験したことや感じたことを軸に、エンゼルスタジアムでの試合観戦の際に知っておいたほうがいいこと・注意点をご紹介していきます。

開門・入場編

エンゼルスタジアム開門前の行列

正面ゲート Home Plate Gate

開門時間

エンゼルスタジアムにはスタジアムをぐるりと囲むように8つの入場ゲートがあり、プレイボール1時間30分前に開門となります。二つの大きなヘルメットが目印となるスタジアム正面ゲート「Home Plate Gate」のみは、プレイボール2時間前に開門です(ただし日曜日のデイゲームは他ゲート同様1時間半前開門)。

つまりスタジアムの中に入るには、早くてもプレイボール2時間前からとなります。

この開門時間は意外と厳格で、19:07開始のゲームであればきっちり17:07開門といった具合です。

参考外部リンク(英語)
開門時間について(エンゼルス公式)

周りに時間を潰すようなものは何もないので要注意

エンゼルスタジアム開場3時間前の周囲の様子

エンゼルスタジアム開場3時間前の周囲の様子

エンゼルスタジアム周辺は、球場を囲うように駐車場となっており、時間を潰す場所が何もありません。

ショップはプレイボール3時間前までは球場外からアクセスできますが、それ以降は開門準備のため外からのアクセスができなくなります。開門直前はショップ内に入れないので、早くスタジアムに行ったとしても、することは基本何もありません。せいぜいスタジアム周りの写真を撮るくらいでしょう。

エンゼルスタジアム近くのStarbucks

Starbucks、マクドナルドなど飲食店が少し離れた場所にありますが、早く到着しすぎた日本人で溢れかえっています(恥ずかしい…)。

開門後のスタジアム入場の流れ

エンゼルスタジアム入場の方法

スタジアム入場の際に行われることは、

  1. チケットの確認(QRコード読取)
  2. 手荷物検査
  3. 身につけ品検査(金属探知ゲートをくぐる)

この3つです。どの座席であっても好きなゲートから入場可能です。入場後スタジアム内の通路は自由に移動可能で、グルっと一周できるようになっています。また上階の座席にも行き来が自由にできます。

エンゼルスタジアム上空

スタジアム内にはショップだけでなく記念品の展示等もありますので、入場後はスタジアムの中をうろうろ巡ってみるのも面白いでしょう。

エンゼルスタジアムの岩のモニュメント

「岩」の裏にも行けます。

手荷物チェックは厳しめ

手荷物検査は、NPBと比較してかなり厳しいです。かばんの中に手を突っ込まれ、中に子袋があればその中身も見せるよう言われることもありました。検査員によって検査の厳しさは結構まちまちな印象を受けましたが、それでも結構ガッツリ見られた印象です。

9.11以降テロへの意識がやはり日本とは違うようです。

飲食物の持ち込みについて

食べ物は持ち込み可、飲み物は未開封のペットボトルのみ持ち込みできます。

持ち込み不可のものがあればその場で捨てるか飲み干します。スタジアム内の飲食物は基本的に料金が高いので、節約したい方はスーパーなどで事前に買い込んでから入場すると良いでしょう。

セキュリティーチェックに引っかかった話

一度思いっきりセキュリティーチェックに引っかかった経験がありますので、参考までにご紹介します。それは電子機器を持ちすぎという理由でした。

  • スマートフォン
  • タブレット
  • モバイルWi-Fi(レンタル)
  • モバイルセルラー(電話)(レンタル)

海外利用の契約をしていなかったため、現地での電話連絡用にレンタルセルラーとネット接続用にレンタルWi-Fiを空港で借りて携帯していました。加えて、自前のスマートフォンとタブレットも携帯していたものですから、これが検査員の目に留まったようです。

ガタいのいい屈強の警備員達4人に連れられ、事情を聞かれることになりました。彼らの疑問点は二つで、「これは全部あなたのモノか?」「なぜこんなにたくさん持っているのか?」という点でした。

「空港で借りたもの、自分は日本からの旅行者でこれがないと連絡が取れない。」というような内容を片言の英語で伝えると問題ないとのサイン。一時はどうなるかと思いましたが、そのまま無事スタジアムに入ることができました。

身軽な状態でスタジアム入りすることをおすすめします。

開門後はビジターチームの練習が見られる

エンゼルスタジアムにて、イチローの練習風景

開門後、入場した後は試合前の打撃練習や守備練習を見ることができます。エンゼルスはホームということで開門時間前に先に練習を終えていますが、ビジターチームの練習は見ることができます。

内野のダッグアウト付近は警備員が常駐しており、チケットの確認を求められるためその周辺の座席でなければそこでは見ることはできませんが、外野寄りの内野席(三塁側:101~105,一塁側:131~135)、また外野席(レフト側:257~260、ライト側:236~240)は警備員がいないため比較的自由に移動が可能です。早くスタジアムに入ればこれらのエリアの最前で練習を見ることも可能です。

また外野席の最前付近にいればボールゲットのチャンスがあります。打撃練習の柵越えや、外野守備練習中の選手からフライ処理後に客席に投げ入れてくれることも多くあります。

レフト側はブルペンがあるため若干の距離があるためおすすめはライト側の外野席。憧れの選手からボールをゲットできる可能性はゼロではありませんよ!実際に私はイチローを間近で見ることができました(残念ながらボールはゲットならず)。

このようにビジターチームの練習をより近くで見たいという場合は早めにスタジアムに到着し、開門前に列に並んでおく価値は十分あると言えます。

天候・気候編

エンゼルスタジアム ブルペン

基本快晴、雨は滅多にない

アナハイムの気候は乾燥帯に分類され、砂漠に近い気候です。日中は気温が上がりやすく、夜は冷えやすいのが特徴。夏場でも湿度が低いのでカラッとした暑さとなり、日本のようなジメジメとした暑さはありません。アナハイムに限らず、MLBは「打球が飛びやすい」というのも乾燥が大きな理由です。

また野球シーズンに雨が降ることがまずないのも特徴です。基本快晴、雨天中止による試合順延の心配がないのは観光客にとって非常にありがたいところです。その分デイゲームの場合は日差し対策が必須です。

ナイターでも座席によっては日差し対策を

エンゼルスタジアムの日差し

アメリカ西海岸の日没時間は、春先には19時から19時半程度、夏場6月から8月にかけては20時くらいになります。そのためナイターでもスタジアムには試合開始時刻くらいまでは西日が差し込むことになります。

スタジアムの方角上、この西日の影響を受けるのは一塁側の座席。日没までは基本日なたになります。特に夏場は帽子・日焼け止めが必須。デイゲームの場合は多くの座席が日なたになります。

日が落ちると一気に涼しく

アナハイムの日没後は一気に気温が落ちますので、寒さ(涼しさ)対策は忘れないようにしましょう。

夏場は日中40度近くまで気温が上がることもありますが、日が沈んだあとには20度近くまで下がることも。シーズン初めの春先やポストシーズンの秋口は、日中Tシャツ一枚で過ごしやすい気温となりますが、夜は15度程度まで気温が下がります。長袖のジャンパーやひざ掛けが欲しくなるほどの気温です。

また日本と違って湿度が低いので気温以上に涼しく感じる印象です。夏場といえど日没後は半袖一枚では寒く感じることも少なくないので、上から羽織れる薄手の上着を一枚携帯しておくとよいかもしれません。夏場以外ではやや厚手の上着の用意をしておくとよいでしょう。

スタジアム内ショップ編

グッズショップ

エンゼルスタジアムグッズショップ

エンゼルスタジアムのグッズショップは、10時~プレイボール3時間前(試合のない日は17時)まで営業、この時間内であればチケットがなくても利用が可能です。ただし日曜は試合のある日のみの営業です。ユニフォームや帽子、ぬいぐるみ、フィギュアなど、様々なグッズが売られています。

プレイボール3時間前からは開門準備のため外からのアクセスができなくなり、開門後にスタジアム内からのみショップ利用が可能となります。スタジアム内には数多くのグッズショップが点在しており、店舗によって微妙に品揃えが異なりますので、入場後にはショップ巡りをしてみるのも面白いと思います。

参考外部リンク
エンゼルスチームストア(グッズショップ)について(エンゼルス公式)

ビジターチームのショップは一切なし

NPBの場合、ビジターチームも球場内もしくは球場付近でグッズが購入できるというのが一般的です。しかしMLBではそのようなことはなく、グッズショップはホームチームオンリー。ビジターチームのグッズはスタジアム周辺では一切買えません。

大谷の他にマエケンやマー君など、贔屓チームがあるわけではなく日本人選手の対戦を目当てで観戦に行くと、そういったビジターチームのユニフォームも欲しいなと思うところです。しかし、ビジターチームのグッズはスタジアムでの調達は原則できないことを頭に入れておきましょう。

球場グルメ

エンゼルスタジアム内のグルメも楽しみの一つ。大体の相場は以下の通り。

  • 食べ物
    :$10~20
  • 飲み物
    :$10~(アルコール)
    :$5~(ソフトドリンク)

食べ物は、いかにもアメリカンなものが揃っています。ホットドッグ、ピザ、フライドチキン、フライドポテト、さらにはメキシコ料理のナチョス、タコス…などなど。味が濃く、肉に脂のオンパレードは必至条件で、基本球場内で野菜を摂取する機会はないと思って頂いて問題ないでしょう…。

エンゼルスタジアムのグルメ

加えて一人前にしては量が多く、味が単調なので一人で全部を食べようと思うと飽きがちに。複数人でシェアしながら食べるのが日本人にとってはベターでしょう。ただ、どれも美味しく味に間違いはありません。ぜひお気に入りの一品を探してみてください。

なおMLBでは残念ながら「売り娘(こ)」はいません。ほとんどがオジサンで日本のような文化はないようです。

エンゼルスタジアムの売り子

日本では「売り子=アルコール販売」というようなイメージがありますが、エンゼルスタジアムにおいて売り子によるアルコール販売はありません。売り子から購入できる飲み物はレモネード、食べ物はホットドッグ、ピザ、スナック菓子、ピーナッツ程度で、かなり限られてしまいます。

アルコール購入の際には年齢確認が

球場内でアルコールを購入する際は、風貌に関係なく年齢確認が行われます。この場合パスポートを提示すれば問題ありません。

野球を見ながらビールを…と考えている人は忘れずにパスポートを携帯しましょう。

試合編

エンゼルスタジアム

プレイボール前の国家斉唱

プレイボール前には必ずアメリカ国歌の斉唱が行われます。この時は全員が起立して脱帽するお約束。球場内の一体感を感じることができます。

せっかくですのでこの機会にアメリカ国歌を覚え、一緒に歌うなんてことをすればこの一体感をより一層感じられるかもしれませんよ!

節度を守って自由に楽しむべし!

MLBの応援にNPBのような鳴り物応援は一切ありません。クラップ、歓声そしてブーイングで球場を盛り上げましょう。

歓声・クラップで盛り上がるもよし、しっぽりビール片手に観戦を楽しむもよし、思いっきり写真撮影をするもよし。

節度を守り、エンゼルスタジアムの雰囲気をたっぷりと感じ取り、自分の思うがままに自由に楽しんで頂ければと思います。

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