プロ野球データルーム

NPBの選手情報・年俸・背番号・FAなどストーブリーグ専門。オフシーズンの暇つぶしにどうぞ。

*

上茶谷大河投手、新人王なるか!?出身や球種を徹底解剖!

   

 2019年のプロ野球も開幕し、今週末で各チームの対戦カードが一巡します。そんな中、今回は新加入の戦力の紹介です。

 本日ご紹介するのは、横浜DeNAベイスターズにドラフト1位指名を受けて入団した、上茶谷大河(カミチャタニ タイガ)投手です。新人王候補筆頭の呼び声も高い上茶谷投手について、出身や球種も含めて解説します。

出身

 上茶谷投手は、1996年生まれの京都府京都市出身です。京都市立金閣小学校で1年生の時に、クラブチーム「金閣リトルタイガース」で野球を始め、中学は京都市立衣笠中学校に進学。

 この時は硬式のクラブチーム、「京都レッドベアーボーイズ」でプレイをしていました。高校は、京都府内では古豪の京都学園高校へ進学しました。

 関東や近畿圏では高校進学を機に出身地を離れ、地方の学校に進学して甲子園に出場しやすい環境を選ぶ選手も少なくないですが、上茶谷選手は高校まで地元の京都を離れませんでした。

 この京都学園、甲子園出場は1986年を最後に遠ざかっていますが、京都府内では名門校の1つであり、「沢村賞」の由来としても知られる沢村栄治氏の母校でもあるのです。

 甲子園出場はなりませんが、高校時代は2年春からエース投手として活躍しました。そして、大学は東都大学リーグの名門である東洋大学へ進学。

 言わずもがな、何人ものプロ野球で活躍している選手を輩出している大学です。現役でも大野奨太捕手や原樹理投手など、各チームで中心選手として活躍している選手も多数おります。

 その東洋大学で、4年時にはチームのエースとして活躍しました。1試合20奪三振をあげる快投を披露したこともあり、MVP、最優秀投手、ベストナインと数々のタイトルを獲得しました。

新人王候補!

 上記に挙げた学生時代の活躍もあり、2018年10月のドラフト会議では1巡目指名が予想されていました。最初の12球団での指名はなかったものの、ハズレ1位指名として横浜DeNAベイスターズと東京ヤクルトスワローズから重複での指名を受け、抽選の結果横浜DeNAベイスターズへの入団が決まりました。

 契約金1億円プラス出来高払い5,000万円、年俸1,500万円という契約は新人選手の上限であり、最高の評価をされたことからも新人王候補としての期待の高さを感じさせます。そして充実したキャンプを過ごし、練習試合やオープン戦でも結果を出します。

 実践初登板となった2月20日の千葉ロッテマリーンズとの練習試合では、いきなり自己最速タイに並ぶ152km/hを投じるなど、前評判通りのピッチングを見せました。その後も安定した投球で、開幕1軍の座を掴んでローテーション入り

 そして、開幕2カード目の4月2日に公式戦初登板を果たします。この試合は3連戦のカードの初戦なのですが、カード初戦はプロの世界において非常に重要な試合とされています。そんな試合にルーキーの彼が登板すると言うのは、期待の表れでしょう。

 プロ初先発となったこの試合の相手は、ドラフトでも競合した東京ヤクルトスワローズ。そして相手の先発投手は同じ東洋大学出身で、上茶谷投手自ら「雲の上の存在」とも話す原樹理投手でした。

 偶然が重なったこの試合で7回を投げて被安打6与えた四死球も申告敬遠1つのみと、見事なピッチングを見せました。三振も投げたイニング数と同じ7つ奪っております。

 そのうち、12球団でもナンバーワンの3,4番コンビとも言われる、山田哲人選手から3三振ウラディミール・バレンティン選手から2三振。球界屈指の強打者コンビから計5三振も奪ったのです。試合後、ベイスターズのアレックス・ラミレス監督も「期待以上」と高く評価しました。

 自身2度目の先発となった9日の阪神タイガース戦でも、6回を投げて3失点とQS(クオリティ・スタート)を達成。先程も書いたように、上茶谷投手が本格的に活躍し始めたのは大学4年になってからであり、まだまだこれから上積みが望め、このままのピッチングが出来れば新人王の可能性は高まることでしょう。

球種

 上茶谷投手は最速152km/hの力強いストレートを中心に、多彩な変化球を操ることができます。スライダー、カットボール、フォーク、スプリット、チェンジアップと、少ない変化から大きく変化をする球まで持ち合わせているのです。

 中でも、スライダーは2種類投げ分けることができるとのこと。プロ初先発のスワローズ戦では、山田選手から全てストレートを投じて三振を奪った打席もありましたが、どちらかと言うと球速を抑えたり変化球で凡打を奪うシーンも多く見られます。

 元々直球の評判が高い投手でありましたが、勝負として使える変化球も持ち合わせているとなると、なお新人王への期待が高まります。

まとめ

 以上、今回は上茶谷大河投手をご紹介しました。現在は中6日で登板しており、今後もカードの初戦を任されていくことが予想されます。新人王候補としてのルーキーイヤー、注目ですね。

 - ドラフト , , , ,