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日本ハムの田中賢介、引退へ…!年俸などを徹底解剖!

   

 北海道日本ハムファイターズに所属する、プロ19年目のベテラン選手である田中賢介選手は、既に2019年シーズン限りでの引退が発表されております。そんな彼の引退に関するお話などをご紹介します。

プロフィール

 田中賢介選手は、1981年5月20日に福岡県筑紫野市で生まれました。東福岡高校時代には、2年時の春の選抜大会、2年時の夏の選手権大会、3年時の夏の選手県大会と計3度の甲子園出場を果たし、1999年秋のドラフト会議にて日本ハムファイターズ、中日ドラゴンズ、西武ライオンズの3球団からドラフト2位で指名を受け、競合の末に日本ハムファイターズへの入団が決まりました。

 入団1年目の2000年から2軍で打率.313の成績を残し、1軍でも初安打を放つなど、期待を見せました。しかし2年目以降も1軍での出場はあったものの、なかなか定着できない日々が続きました。素質が開花したのは、7年目シーズンとなる2006年。

 課題だった守備を克服し、レギュラーに定着。更には、ゴールデングラブ賞とベストナインも受賞しました。2007年以降は、チームの中心選手として活躍。2007年、2008年、2009年と3年連続で全試合出場を果たしました。

 2011年と2012年は怪我に苦しむ時期もあったものの、安定した成績を残し続けました。この間、ゴールデングラブ賞を2006年〜2010年まで5年連続で受賞ベストナインを2006年、2007年、2009年、2010年、2012年と5度受賞しました。

 この結果を残し、海外FA権を行使してオフにサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約をしました。失策が多く、左翼手にコンバートされることになりましたが、打撃では結果を残して7月9日にメジャー昇格を果たし、日本人野手通算50人目となるメジャーデビューを果たしました。

 この年限りで自由契約となり、オフにテキサス・レンジャーズとマイナー契約。2014年はレンジャーズ傘下でプレーをしましたが、7月20日に本人の意思で自由契約となりました。そして、2014年オフに古巣の北海道日本ハムファイターズが獲得を発表し、古巣への復帰が決まりました。

引退

 基本的に引退の発表というのは、暑さが厳しくなくなってくる夏の終わりぐらいから始まり、シーズン後半にピークを迎えます。選手によっては、全日程を終えてから発表する人もいるぐらいです。そういった中で、田中選手はまだ2019年にもなっていない、2018年12月25日の契約更改後の会見という、引退前年という異例の早期公表となりました。

 2018年シーズンも、代打が中心であるものの67試合に出場しており、まだまだ体力的には問題は無さそうでした。また、既に日本で1460安打(日米通算1468安打)を打っており、現役を続けていれば1500本安打達成も十分に狙えるところでしたが、本人の意思は固かったようです。

 早い時期の引退発表という点については、最近では田中選手と同じ北海道日本ハムファイターズに所属していた、新庄剛志選手(2006年シーズンをもって現役引退)が開幕して早々の、4月18日の東京ドームでのオリックスバファローズ戦の試合後のインタビューで、涙ながらの引退を宣言したことがありました。

 この時も、非常に早い時期での発表ということで話題になりましたが、今回はそれよりも更に早いタイミングでの引退発表となりました。契約更改後の会見の場での発表となったことについて田中選手は、「早い時期に公表することで、周囲が気を遣わなくて済むと考えた」ということや、「若い選手が質問しやすくなる」ということを理由に挙げており、彼なりに周囲のことを考えての公表であったことが伺えます。

 途中の2013年~2014年の2年間はメジャーリーグでプレーをしましたが、2015年シーズンに日本に戻ってきてからはファイターズでプレー。日本ではファイターズに尽くした17年間のプロ野球生活を送った田中選手らしいファン思い、そしてチームメイト思いらしさが理由の中からも感じられますね。

年俸について

 プロ野球選手の年俸はあくまで推定の物となりますが、田中選手の場合は成績と比例するように、1軍と2軍の行き来を繰り返していた2005年前はほぼ横ばいでした。しかし2006年の活躍により、翌年2007年には前年の1,350万円から4,500万へと前年比333.3%の大幅増となりました。

 そして、パ・リーグ唯一となる全試合のフルイニング出場を果たした2008年シーズンの翌年となる2009年に、一流プレーヤーの証とも言える1億円の大台を超えました。

 その後も徐々に年俸は上がっていき、メジャー移籍前の31歳となるシーズンである、2012年の2億7,000万円が最高年俸の年となります。現役最後の年となる2019季の年俸は、6,500万円となっております。

まとめ

 2018年は、代打中心とは言え一軍でも活躍しており、まだまだ引退には早い気がしますが、引退のタイミングは人それぞれです。

 身体が動くうちの引退も一つの決断です。早い時期の引退発表ということで、田中選手のユニホーム姿を見る機会はまだ多くありますし、是非一度でも多く球場での雄姿を見たいものですね。

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