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阪神の鳥谷敬、引退を覚悟!連続試合出場がストップし・・・

   

 2003年に自由獲得枠で阪神タイガースに指名を受け、プロ通算16年目で2019年は37歳となる鳥谷敬選手入団時から大きな期待を込められ、球団の顔とも言える背番号1をつけ、球団を牽引してきました。

 そんな鳥谷選手も徐々に年齢による衰えもあってか、2018年はそれまでに比べて大きく出場試合を減らしました。そんな鳥谷選手が引退を覚悟して望むシーズンについてや、2018年にストップした連続試合出場の記録などについてご紹介します。

引退を覚悟するシーズン

 鳥谷選手は2018年オフの契約更改で、5年契約の最終年となる2019年シーズンも現状維持の4億円でサインしました。この際2019年のシーズンについて、「契約、年齢を含め野球を続けているのか、辞めなければいけないのか、その大事な1年になる」と発言。

 ここ数年は本職の遊撃手以外に、三塁手や二塁手としても試合に出場していましたが、新監督の矢野燿大氏との面談において遊撃手への再挑戦を直訴しました。

 若手のサポートをしつつも、若い選手に負けず勝負をしていくことをはっきりと口にしたのです。定位置を奪うことを強調しており、駄目ならば引退するという強く悲壮な覚悟を持ってプレーする1年となるでしょう。

連続試合出場ストップ

 鳥谷選手はルーキーイヤーの2004年9月6日の対ヤクルトスワローズ戦から、連続で試合に出場し続けていました。遊撃手は全てのプレーに絡む負担の大きいポジションであり、かつ長い選手生活の中で腰椎、肋骨、背骨、鼻骨を骨折する等、数々の故障に苦しんだ選手でもあります。

 それでも彼は、「その日にしか球場に来られないファンもいるから出続ける」と話しており、かつて同じ阪神でプレーしていた金本知憲前監督の言葉や、「欠場をすることによって他の選手にプレーを奪われかねない」ということへの恐怖心などをモチベーションとして挙げ、連続試合出場に拘ってきました。

 しかしそんな中で、2018年シーズンは開幕当初から打撃の調子が上がらずに苦しんでいました。前年まで正二塁手である上本博紀選手や西岡剛選手との併用による起用で、スタメンの機会も限られていたものの、何とか代打などで出場は果たしていました。

 しかし5月20日までの時点で打率.136、0本塁打、5打点と成績は大きく低迷しており、5月21日には「既に鳥谷選手が金本監督に数日前に監督室に呼ばれ、2人だけの話し合いが行われていた」との報道もあり、いつ記録が止まってもおかしくない状態ではありました。

 そして、交流戦の初戦となった2018年5月29日の対福岡ソフトバンクホークス戦で、ルーキーイヤーから続いていた連続試合出場の記録は1,939試合で途切れることとなりました。なおこの記録は、歴代1位の2,215試合連続出場と言う記録を持つ故・衣笠祥雄氏に次ぐ2位の記録でもあります。

 またこの間には、2011年10月24日の広島東洋カープ戦から始まり、2016年7月23日まで続いた連続フルイニング出場667試合という日本歴代4位、遊撃手として日本1位という記録も含まれております。

まとめ

 このように、引退の可能性も報じられている鳥谷選手。2018年は確かに連続出場の記録は止まりました。しかし一軍に帯同し、シーズンの約85%に当たる121試合に出場したのです。そう考えると、まだまだチームにとって貴重な戦力と言えると思います。

 また、阪神というチームには若い選手が多く、投手力に比べて打撃力がやや劣っている現状であり、そんな点から見ても彼の力は今後も必要と言えるように感じます。

 強い気持ちで挑む2019年のシーズン、2013年WBCの台湾戦9回2死1点ビハインドと言う、失敗すればその時点で負けが決まる場面で決めた盗塁のような、多くの野球ファンの記憶に残るプレーがまた新たに生まれるのかも含めて注目をしていきたいものです。

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